今回は窓のメンテナンス依頼から、インプラスの取付けに至った事例です。
こちらのお宅では、二年ほど前に浴室中折戸の部品取替と、ブラインド設置工事でお世話になっていました。ブラインドは浴室にエコミルキーブルーを一ヶ所、DKにエコクールアイボリーを二ヶ所、三本とも25mm幅の遮熱スラットで天井付けでした。
今回の工事は、三月の初めにメンテナンス依頼のお電話を頂いた事からスタートしました。ご依頼内容は、2階の窓が開かないので見て欲しいというものでした。幸いにもお電話を頂いた当日に、対応にお伺いする事が出来ました。日を改めて訪問日時を調整させて頂くケースも少なくないのです。これは間違いなく、お客様の日頃の行いの賜物でしょう。
一時間ほどの調整の後、開閉の不具合は解消出来ました。
さて、ご要望にはお応え出来たのでおいとまを というのが昨年まで多く見られる対応でした。しかし年始に昨年を回顧し、補助金の案内が未だ足りない点を、社員一同省みました。そこで、”どんな些細な対応の際でも補助金活用をお勧めしよう”というスローガンを掲げました。旗を掲げるだけでは何も始まりません。本屋で辞書を買って頭が良くなった気になる いわゆる錯誤です。大学時代に第二外国語として、ドイツ語を選択した友人がいました。語学習得の為に当然辞書を買い求めたのですが、卒業の際に彼はこうのたまいました。”四年間辞書には世話になった。お陰でカップ麺を美味しく食すことが出来た。”彼の手元で、辞書はカップ麺の蓋の重しとして彼の食生活を支え続けたのです。と、またわき道にそれてしまった😢
掲げたスローガン 実践あるのみ とばかりに、チラシを用いて補助金を活用した断熱改修工事の案内をしました。補助率が高いという点に興味を示して頂き、お見積をさせて頂く機会を頂けたのです。
会社に戻って報告を済ませ、営業担当者へとバトンを渡しました。
営業・業務の各担当者はお客様との訪問日時を調整して、早速お宅を訪ねました。今回は内窓を設置した場合と、高断熱の真空ガラスにガラスを交換した場合の双方で金額を比較する事になりました。
対象の窓は14ヶ所と多く、昨年からの補助金を活用したインプラス設置の中でも三番目の本数となります。家中の開口部を断熱すればそれだけ効果も見込めますし、来年も補助金が継続されるとも限らないので、あるうちに活用すべきでしょう。
双方の見積書と補助金試算表を作成し、プレゼンに臨みました。ガラス交換は補助金の額が少ないため、インプラス設置でご用命頂きました。製品色はお部屋によって異なり、浴室はプレシャスホワイト、その他のお部屋はキャラメルウッドとライトウッドの使い分けです。こちらもこだわりをお持ちのようですね。
内窓の取付けは、工事予定表の余白が少なくなった四月の後半となりました。製品入荷後四日ほど寝かせて、22・23の二日間にわたっての取付けです。本数が本数だけに、流石に1Dayリフォームとはいきませんでした。工事が重なっていなければ、増員してパワープレイに出ることも出来ましたが、それもかないませんでした。
5月1日の事例と同じく、実はこちらのお宅にも色々とご縁がありました。こちらの奥様も、弊社が度々お仕事をさせて頂くお得意様の師事を受けられていました。また、こちらのご主人とはスポーツ仲間というお宅をご紹介して頂き、補助金活用のご案内をさせて頂きました。度々ではありますが、世の中狭いな 人類みな兄弟 的な感じが増していく今日この頃です。
今回も大変お世話になりました。何か御座いましたらいつでもお声掛け下さい。
それではまた、どちらかのお宅の事例案内でお会いしましょう。