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健全な内窓は 健全な窓に宿る

今回は八月に紹介しました弊社社員の実家に おける続報 内窓設置工事をご案内します。

七月玄関が生まれ変わり、次は居室 と指折り数えて待っていたインプラスが、九月五日ようやく到着しました。さあ、 ”とっとと付けちゃえ!” といきたいところですが、工事予定用のホワイトボードには、様々な工事予定がひしめき合っていて、我先にと譲らず、割り込む隙を与えてくれません。
さらに、ゲリラ豪雨などの天候不良要因も追い打ちをかけて、その週には施工日が決まりませんでした。それでも、社内で温厚として知られる彼は、固めた拳をひた隠しにしました。というのは冗談で、傾聴能力が高く柔和な笑顔で、お客様の話をじっくりと聞く彼のファンは多く数々のお客様を虜にしてきました。
何ヶ月も待ったのですから、あと数日延びる位へっちゃらとばかりに。

という大人の事情により、内窓工事は
15日に施工されました。
今回の工事は、窓リノベとこどもエコの二つの補助金を活用するので、補助金の枯渇を考慮し、短納期のリシェントを先行工事として、予約申請を行ないました。この場合、申請時に全ての工事前写真が必要となるので、先のリシェント工事の際に、内窓設置予定の八ヶ所の窓の写真も撮りました。
写真を撮ると簡単に言いますが、そうでもありません。先ず、撮られる側の場合、片付いているか・他人に見せられないものはないか等⇒掃除の義務が生じます。では、撮る側はと言うと、何も考えずにシャッターを押せば、余計な物はトリミングすれば良いのですが、斜めに写したり、見切れていたり工事前と後で画角やアングルが異なっていたりとダメダメです。また、起と結だけで、笑点じゃなくて承転が抜けています。撮影された写真の殆どが工事前と後のもので、工事中の変化していく姿が全く遺されていません。
結果も勿論ですが過程も重要ですヨ。
シャッター押す皆さん期待してます!

タイトルの件危うくスルーするところでした。
内窓を付けたりとかカバー工法を選択する際の前提条件は、躯体や既設のサッシが信頼出来るという点です。構造的・強度的・下地として問題があったり、建ち・陸・ねじれなどが許容範囲を超える場合は、見過ごさずに是正する事が不可欠です。その点については今回内窓を取付けた我らがヒーロー ”大工さん” の折り紙付きなので、心配無用でした。

工事は、無事に15日一日で終了しました。御両親は、前述の大工さんの丁寧な仕事ぶりに魅了され、同世代ということもあって話が弾み、工事中のお家の中は終始和やかな雰囲気に包まれていたそうです。
それから工事中に ”ランマにも追加して”という御要望が出たそうですが、後で確認したところ現調の時の営業担当者との会話で、ランマは外そうと決まっていたようなのですが、大工さんのゴッドハンドによる仕上りの良さが際立ち、今回手を入れなかった部分がより一層衰えて見えた事に起因するもので、最終的には現状通りとなりました。
工事後の環境変化について尋ねたところ、お風呂の結露が緩和されエアコンの効きも良くなったとの事です。また、鉄道の沿線で通学路に面した立地だが、電車の音や登下校時の生徒の会話が気にならなくなったという事で防音効果も間違いない様です。
ただ、自室に内窓を付けなかったらしく未だ実感が薄い様ですが、冬場はエアコンとストーブのW暖房生活と聞いたので、じきに違いを体感できるでしょう。
おっくうだった冬が今年は待ち遠しいですネ!

補助金しよりめすかんも? きんなしかしょっばんも!

”お宅は補助金やってますか” 今回はこの 一本のお電話から物語は始まりました。

こちらのお宅は建立されてからかなりの年数を経ていて、随所にその歴史を感じさせるたたずまいとなっています。ピッカピカ・疵一つない新築も良いのですが、疵一つ一つに想い出が詰まった家も、また良いものです。ほら、歌にもあるじゃないですか。 ”柱のキズはおとといの夫婦喧嘩で 揉めた痕” って、冗談はさておきお電話の内容は、”お縁のサッシの建付けが悪くなり、障子を閉めると縦枠との間に隙間が開くので、補助金を利用して窓を取替えたいのだが当社が補助金対応をしているか” という問合せでした。これに対し、手首の痛みよりもゲームを優先する当社経理部門統括の女性スタッフが”お任せ下さい” キッパリと一言。
直ちに、現調・見積りの運びとなりました。

対象となるサッシは四建引違ランマ付間口は既に存続が危ぶまれている九州・四国間の12尺、木製の鏡板からもその疲弊度がうかがい知れます。
建物を見渡すと、基礎や立水栓など他にも手を入れた方が良さそうな所が目に付き、サッシ取替だけにしてスルーという訳にもいかないので、見積項目に加える事にしました。
製品はサーモスL・雨戸付引違四枚建たっぱは、元々七尺しかなかったので圧迫感<解放感 としてランマは無し先進的窓リノベ事業のAグレード狙いで、ガラスは高遮熱仕様のLow-Eグリーン4+14+透明4のアルゴンガス入りとしました。
製品選定後は、速やかに見積と補助金試算を終え、いざプレゼン。ゆっくりと丁寧に、使用する製品・工事内容・見積及び補助金の金額について説明を行ない、成約、発注・工事となりました。

カバー工法と異なりハツリによる外窓交換の場合、サッシ取替の後にサッシ廻り復旧・補修が必要となる為、工事にはどうしても時間がかかってしまいます。
例に漏れる事なく、サッシ枠の取替と障子の建込み迄は一日で済ませましたが、外壁や基礎の復旧・補修・仕上げは後日に回さざるを得ませんでした。
しかし、”工事は愛情” 手間と暇を掛けた分が全て仕上りに反映されるのです。全工事を終えて建物を見渡すとまるで別のお家の様にすら見えていました。

この写真は、サッシ取替終了後、復旧・補修・仕上げが済む前の写真です。この工事中の大工さんの手際の良さがお気に召したのか、引続きお縁改修工事のお声が掛かりました。
流石我らがヒーロー ”大工さん” こちらのお宅でもお施主様のハートを射止めて鷲掴みにして放しません。

この後の追加工事については後日おかわりタイムで御案内しますので、お楽しみに!
See You Again!

内窓 売っちまうど!

今回は、補助金を活用してインプラスを取付け られたお宅について、熱く語らせて頂きます。

こちらは、ウチの社員さんとサウナ仲間の方のお宅で、文字通り ”熱い仲” ってやつです。
昨年の10月にも玄関サッシ取替工事でお世話になっていて、その際にはリシェント玄関引戸PG仕様2枚建ランマ無P17型、色は渋めのクリエダークに取替させて頂きました。
今回は、いつもの待合せ場所であるサウナ内で先進的窓リノベ事業の補助金の補助率はこれ迄に無い程高く、 ”これを活用しない手はない”という密談により内窓設置を即決され、現調・採寸⇒見積・補助金試算⇒色決めを経て、間髪入れず6月7日に発注を掛けました。

住宅省エネ2023キャンペーンが始まる前はN+5だった納期は、3月7日にN+26、3月13日にN+313月17日にN+36と延び続け、発注した6月には既にN+50超えとなっていて、入荷は9月!テレビ番組で云うところの ”1クール” となっていました。
やむを得ません、7月先行して2枚建のサッシガラスを透明3mmから網入ヒシ型板に取替える工事を済ませると2ヶ月程じっとガマンをしてました。
サウナ好きには、我慢強い方が多いですよネ!我慢して絞り出した汗の分だけ、サウナを出た後のビールの味も格別ですし...
おっと、余談でした。

9月に入り、待ち焦がれた製品の到着です。ここで、ガラスを割ったりとか製品に疵を付けるなどやらかそうものなら、間違いなく、社内で ”針の筵状態” となります。ピーク時に比べれば納期は短くなっていますが、さらに1ヶ月以上もお待たせする事になるので、取扱いには普段にも増して、慎重・丁寧を心掛けました。
今週 9月12日に無事取付を済ませて引渡しを終え、ようやく肩の荷が下りた気がしました。

国からの補助金が活用できて、断熱効果、結露軽減、遮音効果、Low-E複層硝子使用によるUVカット効果、侵入抑止効果、電気代の軽減による経済効果 と”よかばっかり” で引渡し後のお客様の顔は緩みっ放しで、大変喜ばれていました。
今週末のサウナ内談義は、内窓のネタで盛上りさらに熱くなりそうです。
ただし、救急車のお世話にならないようガマンはほどほどにお願いしますヨ!

たかが戸車 されど戸車

今回は、問合せ件数で錠前と一二を争う 噂に名高き部品 ”戸車” のお話です。

”玄関引戸の動きが悪いので見に来て欲しい”との連絡を頂き、早速お宅にお伺いして玄関引戸の具合をみせて頂きました。動きが悪く重い=過労で消耗し尽くした戸車によく見られる、引退前あるある です。
戸車にも寿命があり、写真からも見てとれる様に、もう悲鳴を上げていて、TKO寸前です。戸車がこの状態になっているので、当然サッシ本体も大分お疲れモードに入っていました。
お客様に現状を詳述してカバー工法のリシェントでの取替を勧めてみましたが、今回はそこまでお金を掛けられないということで、とりあえず部品を探してみる事になりました。

付いていたサッシはアルナ工機というメーカーの製品でした。阪急電鉄の子会社:ナニワ工機として設立され鉄道車両やアルミサッシなどの製造を手掛ました。1950年代鉄道車両、船舶、建築用のアルミサッシを開発、販売を開始し、NK(ナニワ)式窓はこの分野で圧倒的シェアを獲得しました。
1960年頃から住宅用建材分野に参入し、アルミのナニワを略した商標のアルナをアルナサッシのブランド名としました。業績好調だった1970年には商標を社名としてアルナ工機株式会社と改称しました。
しかし、1990年に採算面を理由として建材部門はトーヨーサッシ(後のトステム、現LIXIL)に吸収されています。
という訳で、メーカー純正戸車は現存していないので、適合する汎用品を使う事になりました。

昔は沢山あったサッシメーカーですが今では激減していて、存在しないメーカーの部品探しは、なかなか手間暇がかかります。特に、今回は溝幅が大きかったのでフラットバーと両面テープを駆使して汎用戸車を取付けました。
出入口を出入りする際には、必ず開閉が欠かせないという過酷な使用頻度で戸の重量を支え続けています。汎用品なので純正品ほどの長持ちはしない様です。
次回は丸っと取替のご検討を、再度御提案させて頂きます。

ピッカピカの真新しい戸車に取替えたら、戸の動きが良くなり過ぎて、開けてはならない内障子を開けてしまいました。過ぎたるは及ばざるがごとし 開閉がスムースになり過ぎるのも、良し悪しです。
お客様、申し訳ありませんでした。滑りが良くなっておりますので、お気を付け下さい。

♫ 雨戸一筋~ 替えた時~ 楽の言葉を~ 信~じたの

今回は、四建と二建サッシが隣接するお縁に 戸袋を付けたいというご相談についてです。

こちらのお宅では、台風襲来の報道の度に夫婦仲良く手を取り合って、物置から雨戸を引っ張り出してきて、御主人が外から奥さんは中から息の合った共同作業で、毎回雨戸を建て込まれていたそうです。何と仲睦まじい と感心してしまいました。
若いうちはともかく、お二人も齢を重ねられてこの先、台風の度にこの作業を強いられるのは耐え難い。”二建の外障子は暗くなっても構わないので、何とか既存の雨戸を使って戸袋を付けられないだろうか?” という御相談でした。

ご要望をじっくりと伺った後は、対象となるお縁を見せて頂きました。
これまで使われていた雨戸の継続利用は難しそうですが、リフォーム商品の雨戸一筋を使って、外障子側に戸袋を配せば、何とかいけそうです。
ご主人はかかる費用を気にされていて費用がかさむ様なら諦めると言われたのですが、奥様は”私はもうイヤ!”とキッパリと一言。
許されるご予算をお聞きして社に戻り直ちに積算、何とか許容範囲で納まる事を確認し、製品と工事内容を詳述し快諾して頂けたので、いざ工事となりました。

設置場所が入隅で戸袋を付けるのが、外障子面ということもあり、設置にはタテツバのカットなど、少しばかり細工が必要となので、通常より多少時間を要しましたが、何とか無事に持運び不要の雨戸を設置することが出来ました。
最後に、もう一度動作確認を行ない、道具を片付け清掃を済ませると、お客様に一声かけて、商品の説明を行ない施工内容を確認して頂くと、工事部隊は速やかに撤収です。
残暑厳しい中、お疲れ様でした。

今後長きにわたり、台風や泥棒から守ってくれるであろう、鉄壁の雨戸をしばしの間、満足げにご覧になられていました。
そうです、もう物置から雨戸を引っ張り出して建て込むという徒労から解放されたのですから、喜びもひとしおでしょう。
今までご苦労様でした。これからは雨戸を閉めたら、安心して台風情報を眺めて下さい。