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助太刀ブラケット ブラインドは俺が支える

以前ご紹介しましたブラインド取付後のエピソードをご紹介します。

 今回は、10月9日に投稿しておりますブラインド取付後のエピソードについてご紹介致します。話の流れが見えないといけませんので、未だご覧になられていない方は、是非過去のページをめくって予習を済ませてから、こちらの事例をご堪能下さい。って、どうせまたつまんねぇことダラダラ書くんだろ‼ お~っと、よく おサッシ で❣
 前回の事例でご紹介した通り、会社にスペーサーを置き去りにして取付けに向かいやらかしちゃった訳ですが、取付けた後に操作しようとしたのですが、ポールで羽根の角度は調整出来たのですが、操作ヒモを引っ張っても羽根が降りてきません。おかしいなと思ってヒモを強く引っ張ったら、操作ポール側のブラケットのロック(固定)が外れてしまいました。
 とりあえず一度本体を取外して床の上でヒモを引っ張ったみると、羽根は普通に動きます。
 もう一度本体を取付けてヒモを引っ張りながらその挙動を五感を使って注意深く確認したところ、加えたが支点(ブラケット)から逃げている(支点に全ての力が伝わっていない)ような感じがしました。
 ブラケットの数や位置に問題はなく、どうしたもんかと空っぽの頭フル回転です。

 無い知恵を絞って考えた結果、見せかけだけの頭から一つの疑問が生じました。窓の間口によってブラケットの数が変わり、今回は1.5間なので四ヶ所なのでブラケットは四つでした。しかし、同じ間口でも窓ではなくテラスなので、製品のサイズは 2,680W×2,190H とご立派で、重量もそれなりでした。本体を支持する箇所は四つで足りるかもしれないが、紐を操作する際の力は操作ポール側のブラケットに集中します。ブラケットの作りが本体を四方から包み込むフルホールドタイプではなく、正面は上下の引っ掛かる程度の掛かり方で、回しながら押し込んでロックが掛かる仕組みのブラケットの為、許容荷重を超えるとロック(固定)が解除されるのではないかと考えました。
 論理に飛躍が無いのであれば、操作ポール側のブラケットの隣に、もう一つブラケットを付けて力を分散させれば良いのでは...と考え叔母に詳述し、養生テープで仮固定して日を改める事にしました。

 週明け出社後に会社に報告を済ませて、試案を述べた上で、ブラケットとスペーサーを追加で手配する事にしました。
 ところが、ここでまた道が閉ざされようとしたのです。OEM供給の製品の為、セット販売のみの対応となっていて、オプションのスペーサーは手に入るのですが、ブラケットのみの手配は出来ないというのです。小麦は踏まれて強くなるといいます。心の中で 負けるもんか と叫びながら、既に指はスマホへと動いていました。
 直ちに弊社の担当者に連絡を取り、経緯を説明した上で、手配が出来るかどうかの確認と、出来ない場合の製品提供先に依頼する為の品番等について調べて頂けるようお願いしました。
 少し時間は掛かりましたが担当者様の尽力により、何とか入手出来る事になり、直ぐに発注をかけました。
 と ここでまたかという納期回答が。特別な計らいで入手可能となったブラケットよりも、正規オプションのスペーサーの方が入荷日が遅かったのです。我ながら日頃の行いを自省しまくった次第です。
 取付から約一ヶ月半の時を経て、ようやくリベンジの機会を手にし、焦る気持ちを抑えながら叔母宅へと向かいました。
 到着後は速やかに本体を取外し、助っ人のブラケットを横に沿わせて取付けました。ひょっとしたら1個では足りないかもと思い2個手配したのですが、先ず1個取付けて緊張する動作確認です。
 操作ヒモをゆっくり引くと、力がしっかりと伝わっていくのがハッキリと判りました。途中から強く引っ張ったところ羽根が待っていたかのように降りてきました。嬉しさのあまり、天使が降臨してきたかのように見えました。

 取付が終り叔母にも捜査して貰いましたが、軽く操作できるのを確認し、とても喜んでいました。不便な期間が長くなってしまい、大変申し訳なくてお詫びしたのですが、甥からのプレゼントを心から喜んで貰えたようです。
 その後は言うまでもなく、叔母が録りだめしていたバレーボールの録画を肴に楽しい晩餐のひとときを過ごしました。
 長らくお待たせして申し訳ありませんでした。また寄せて頂きます。
 それではまた、どちらかのお宅の施工事例紹介でお会いしましょう。

外窓サーモス 玄関リシェント ときたら あったりまえだの 内窓インプラス

タイトル通り 今年二回目の追加オーダー頂戴しました。

 こちらのお宅には今年に入って二回もお世話になっていおりまして、工事内容としましては、春から夏にかけて増築された際の外窓交換設置(11月13日に施工事例投稿分)、先月11月7日に施工させて頂いたリシェント玄関引戸(12月6日に施工事例投稿分)と、非常にボリューミーとなっておりますので、未だ見られていない方は是非過去のページもめくってみて下さい。
 それにしても、事例を作成しながら度々思うのですが、工事後再びお声掛けして頂けるリピーターさんが多く、大変有難く思っております。
 よく耳にするのは、 ”お宅の営業担当の方が親身になって御提案して下さるので、安心してお任せ出来る” とか ”工事される方が工事の前後に詳しく説明して下さるだけでなく、出来上がりにもとても満足しています” とか ”お店に伺った際に皆さんとても大きな声でご挨拶して頂き、製品に尋ねた際も明るく説明して頂けて良かったです” など、当の本人が聞けばうれし涙で前が見えなくなってしまうようなお言葉を頂いている事です。
 社員の皆さん、この言葉にうかれることなく・おごることなく、お客様には常に真摯に応対していきましょう。まぁ 口に出さなくでも そのあたりは おサッシ が付いてますよネ!

 こちらのお宅の場合、二回目のリシェント玄関引戸の工事は、一回目の外窓設置の際、既設玄関引戸の設置後の経年を気にされていたことがきっかけとなりました。
 三回目はというと同じような感じで、二回目の工事後まもなく訪問した際に、補助金は未だ間に合うか尋ねられ、間に合う旨を伝えたところ、既存縦面格子付引違窓に内窓を付けたいとの事でした。
 ご要望を伺った11月後半にはインプラスの納期は実質二十日を切っていて、月末発注でも12月20日前には製品が入荷します。
 外窓などとは異なり、完成品のインプラスの場合性能証明書は入荷時製品に添付されているので、証明書発行待ちの時間も不要となります。本数も1本なので、慌ただしい年末とはいえ、工事予定表に しれーっと ねじ込んでもさほど支障は生じないので、不安を感じることなく段取りを進めました。

 製品はライトウッド・断熱Low-Eクリア透明ガラスのガス無しで、11月29日に発注し、12月15日に入荷となりました。取付は短時間で済む為、無理する事なく工事予定表の仲間に入り、日を空けることなく入荷日当日の15日に取付ける事になりました。
 今回、 ”たまには施工途中の写真も撮るか” という工事担当者の粋な計らいにより、施工中の写真を掲載しています。写真でも判られると思いますが、内窓の枠を取付ける際に、設置面の奥行方向においてどの位置に取付けるのかということになります。見込み(奥行方向の)寸法が小さければそう悩まなくて済むのですが、出窓などの場合ともなると、奥に付けて手前を飾り棚にしたい、とかいやいや手前に付けて奥を飾り棚の方がいい、などと夫婦喧嘩が勃発しそうです。
 奥につける場合はそう気にならないのですが、手前につける場合は角(端部)からのチリ寸法を左右合わせないと、見た時に違和感を感じてしまうので、ここはシビアに採寸して位置出しをした上で、墨に合わせて枠を取付けます。
 製品カラーが明るい色だけに、枠だけ付けた写真でも雰囲気が変わり、障子まで建て込むとガラッと変わってお部屋がとても明るくなったように見えます。
 断熱に伴なう省エネや結露軽減に遮音効果、紫外線カットに侵入抑止効果まで見込める上に、お部屋のイメチェンまで出来るという優れもの、2023の補助金には間に合いませんが、2024の補助金が待っています。
 補助金 使わない手はないですよ!

 工事の際にどうしてこの窓だけ取付を望まれたのかお尋ねしたところ、この部屋だけ冷え込みが厳しいとのことで、内窓を付けたことによって、これから暖かい冬が過ごせる と、とても喜ばれていました。
 年に三度も 本当に有難う御座いました。そして、今回も大変お世話になりました。また何かありましたら是非お声掛け下さい。
 いやいや、実を云うと既に四回目の兆しが御座いまして、ご訪問した際に ”未だやりたい所があるけど次年度に” という予約チケット的なお言葉を頂戴しております。お声を掛けて頂けるのを首を長くして待っております。
 ところで、現在会社内でこの事例を製作中なのですが、とても嬉しいハプニングがありまして、気持ちeキャンペーンに代理応募させて頂いたお客様の当選景品が先程届き、社内が一時大騒ぎになりました。代理応募の際の入力は全て私のお仕事なので、フィルターぐらいは貰う権利があるのでは? ”なんて 人間小っちゃ”
 ということで今回も終了です。またのご来店を心お待ちしております。ではまた

空き巣・台風門前払い 備えあれば患いなし 雨戸付サッシ取替

冬場ではありますが、雨戸付サッシの取替です。

 今年7月以降は自社の業務内容をご紹介すべく施工事例製作に注力し、クリスマスの今日、約半年かけて50件目の投稿に至りました。インターネット上での事例紹介を快諾して頂きましたお客様、忙しい時でも写真を撮り、お客様とのエピソードや現場特有の裏話などをひねり出してくれた同僚、そして何より私立理系出身故に稚拙な内容となってしまう製作事例にも関わらず、投稿の許可をして下さった代表に、この場をお借りして深く御礼申し上げます。
 (ここで、オフレコの話なのでお口にチャックして頂きたいのですが、この事例の製作直前に体調を崩し、病院での診察の結果二度目の帯状疱疹に掛かっていることが判明し、現在服薬と通院しての化学療法により治療中です。社内では水疱瘡にかかったことのない方にうつさない様、患部である首をネックウォーマーで覆い、マスクを贅沢に二枚使い、手には使い捨て手袋をして、万全の感染対策の上、出社しています。もう少し休養するように指示を受けたのですが、施工事例を絶やす訳にはいかないので、体調変化には十分配慮しつつ業務をこなしております。いつにもましてとりとめのない文章となしますが、そこは一つ、 おサッシ 下さい。)
 さて、半年で50本の施工事例をご紹介してきた訳ですが、振り返ってみると、インプラス・リシェント・ハツリを伴う外窓交換など補助金に絡んだものが大半を占めていました。カバー工法のリプラスが少なかったのは残念な気もしますが、製品の選択は現地の状況に大きく左右されるので、やむを得ない部分もあります。
 また、個人的にはエクステリア事業部在籍という立場上、もっとたくさん外構工事の事例をご紹介出来たら...と感じました。(エクステリアの達人 プーさん の活躍をもっと一杯見て頂きたかった!)

 ハツリを伴う外窓交換についてですが、昨年まで大勢を占めた一般複層ガラスとは変わって、費用対効果の良い補助対象のスペックとする為に、アルゴンガス入りのLow-Eガラスの選択が欠かせませんでした。
 中でもシャッター付サッシや雨戸付サッシの事例が多数を占め、直近は冬場だというのに、雨戸付サッシの事例が続き、満足のいくタイトルが思い浮かばず、語彙力の貧困さに直面しています。(もっと、国語を勉強しておけば...もっと本を読んでおけばよかった...と悔いても詮無き事)
 補助金の影響もあるのでしょうが、防災意識が高まっているのでは⁈と思うこともあります。
 ご依頼を頂くお客様は高齢の方が多く、未だお若い時に新築されて齢を重ねられ、気が付けばご自分の年齢同様サッシも相応の年数を経てしまっているというケースが多く見られました。
 思い通りに動けた昔とは違い、台風などの有事にバタバタと慌てたくない、否、悲しいかな慌てられなくなってしまっていて、平時の冬場に来年の有事に対処するべく、先手を打って防災対策を、ということでシャッター付サッシや雨戸付サッシの取替を思い立たれているのかもしれません。適切な例が思い浮かばないのですが、若年者がキリギリスであれば、ご高齢の方はアリ といったところでしょうか?全ての人が一様という訳ではありませんので、ご容赦ください。

 それから、レジ横のついで買いの様な事例も多く見られました。
 工事着手の前か後かは別として、サッシ工事と共に他の工事を賜るケースです。網戸張替や硝子割替、錠前や戸車などの部品交換は勿論、床のぶわつきや天井・壁の雨ジミなどのリフォーム、システムバスやシステムキッチン・洗面化粧台に便器・手洗い・高効率給湯器などの取替など様々な ”この際一緒に” のプラス工事をさせて頂きました。
 マド専門店ではありますが、建材・住設機器・外構製品など様々な商品を取り扱っているのみならず、自社に大工さんがいて外構工事専門の業者さんもいるので、材・工共に様々なご要望に対しての対応が可能です。
 こちらのお宅では今夏に、倉庫の出入口や窓さらには勝手口サッシの取替、広縁のフローリングとクロスの張替、屋外の歩行補助手摺設置と、サッシ・改修・外構など様々な工事でお世話になりました。
 工事完了から未だ日が浅いのですが、今回は2間4枚建掃出の雨戸付サッシ取替工事で声を掛けて頂きました。

 今回もついでに と お縁の床板張替と床の間の地板の張替の依頼を受けました。一見腐朽しているようには思えなかったのですが、歩を進めると地板がぶわついていました。足を滑らせながら根太の位置を探り荷重をかけてみたところレスポンスが良く、根太は生きていたので、地板のみの張替で済みました。
 人の齢と同じく、建物も齢を重ねています。ご自分の身体同様に愛情を注ぎ、輝きを取り戻したご自慢のお縁と床の間に、お客様も大変満足して頂けた様にお見受けしました。
 今回も、大変お世話になりました。
 そして、今回もとっても 巧みな 大工さん でした。
 それではまた、どちらかのお宅の事例案内でお会いしましょう。

🎅黄門様シャッタクローズ 軽そうにシャッタクローズ 操作ヒモを抱え~て~ ウチのマドまで来た

念には念を入れよ そんな事例のご紹介です。

 世の中には、私の様にテキトーに流して楽して生きていきたい と、他人の目を盗んでは手を抜いてばかりいる怠惰を絵に描いたような愚か者もいれば、石橋を叩いて渡らないと気が済まない・落ち着かないといった、万人のお手本になりうる賢者も存在していて、今回のお客様はまさに後者に属する方でした。
 今回の工事対象となる窓には既に縦面格子が付けられていて、一定の防犯効果や台風対策上の役割を果たしてくれています。私のような愚者の場合は 十分尽力している と胸を張っていられるのですが、お客様のような賢者ともなるとさらに高みを目指されるようで、台風来襲の際に格子の隙間をすり抜けた飛来物でガラスが割れてはいけない と、より一層の安全・安心を望まれておいででした。
 それなら窓を覆っちゃえ ということで、お客様に後付用のシャッターをご提案しました。

 確かにお客様の危惧は的確で、近年上陸する台風は大型化しており、被る被害も大きくなっています。地球環境の変化に伴い今後ますます強大化する事が懸念されていて、国や自治体に頼るわけにもいかないので、自分の家の窓は自分で守るしかありません。窓や外壁は現状のままで設置可能な後付用のシャッターや雨戸がありますので、来年の台風シーズンまでにご一考下さい。ご検討の際は先ず弊社までお電話を お待ちしております。
 さて、今回は折角面格子が付いているので、格子を取付ける金具を現状のワンタッチから壁付けブラケットに取替える事で、面格子には現役を続けて貰い、新しく取付けるリフォームシャッターとタッグを組んで、窓を守って貰うことになりました。大きな飛来物は面格子でキャッチする エアーコンディショナーでいうところのプレフィルター的役割を果たして貰います。

 先ずは既設の面格子を取外し、次の出番まではお茶でも飲みながらのんびりして貰います。これまで主たる窓を守るべく、身を粉にして働きづめだったのですから、少々休んでも罰は当たりませんヨ。
 続いて相方のリフォームシャッターのお出ましです。見るからに強そうないでたちで、これなら窓も安心です。  
 さあ取付けに掛かりましょう。取付位置を確認し、下穴をあけてコーキングを充填し、リフォーム枠をビス固定します。その後漏水防止の為シール処理しますが、現在では省力化が進んでいて本体廻りのみとなっています。次に、シャッター本体☛ガイドレール☛ボックスを順次取付けて調整します。
 最後に休養十分の面格子を新しくサポート役の壁付ブラケットで固定したら、地上最強の助っ人タッグの誕生です。黄門様もこれで枕を高くして爆睡できます。
平時は、シャッターをあけて面格子に守られながら採光・採風を手にし、台風来襲の際にはシャッターを閉じての文字通りダブルストッパーで飛来物をシャットアウトです。

 面格子だけの時には心もとないとは思いもしませんでしたが、流石にシャッターとのタッグを一度目にしたら、不安を拭いきれません。
 百聞は一見に如かず、語ることなくお客様の表情から 安全・安心 が溢れ出ていました。
 安心して頂けて良かったです。
 そして、今回も大変お世話になりました。
 それではまた、どちらかのお宅の事例案内でお会いしましょう。

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平素より格別のご愛顧にあずかり有難う御座います。
誠に勝手ながら、弊社では下記日程を年末年始の休業とさせて頂きます。

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御迷惑をお掛け致しますが、何卒宜しくお願い申し上げます。
末筆ながら、皆様のご健康とご多幸を心よりお祈りしております。