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アパートのドア替えます

アパートにお住まいの方の生活を守るべく、玄関ドアを取替えました。

長きにわたりアパート居住者の暮らしを支えてきた玄関ドア。防犯・防火の為に孤軍奮闘してきましたが、どうやら力尽きてしまったようです。
 今回取替対象となったのは、御高齢の方がお住いのアパートの一室の玄関ドアです。お年を召されての一人暮らしということもあり、自室を外敵から守ってくれる玄関ドアの不具合には、どうしてもナーバスにならざるを得ません。

 既設のドアはTOSTEMさんのAEシリーズでした。気温の変化に強く高い断熱性能を持つハニカム構造を、表裏鋼板で優しくサンドイッチしたK4仕様のドアです。ちなみに、ハニカム構造とはハチの巣からヒントを得た六角形の格子状の断面で形成されていて、中空が故に軽量で、格子に直交する耐力は段ボールからも判るように大きいのですが、側面からの力への耐性はあいにく持ち合わせていません。学の無い私の見解はこれ位にして、話を先に進めましょう。何でぃ、今日はやけにあっさりじゃねぇか?正月のお屠蘇が残ってんじゃねぇのか❓残念ながら事例製作に追われっ放しで⤵。長い付き合いなんだから、その位 おサッシ してよ 江戸Boyさん❣
 ご依頼を頂いて早速現地に伺い、対象のドアを拝見しました。経年の為、既に扉を構成する自慢のハニカム構造が疲弊していて、鍵をかけていてもドア本体が歪んでいるので開きかけてしまいました。
 ドアそのものが消耗しきっているので、錠前などの部品交換では不具合事象は改善されません。この場合、枠は既設のまま本体だけ取替える手もあります。ただし、道は遠く険しいのです。
 ドア本体のみ取替える際の手順は以下の通りです。
 先ず、扉のエッジ形状と扉厚から捜査線上に浮上したAD・AEのうち、既設がAEシリーズであることを確認します。次に錠前の品番刻印・デッドボルトの形状・レバーハンドルの形状から、錠前仕様と製作期を判別します。続いて、ガラリ・ドアアイ・ドアサインの有無により、発注方法においてオンラインか注文書かの岐路に立たされます。さらには既存商品の採寸☛ドアWD・WH、ドア上下端からの丁番中心位置、ドア下端からのハンドル位置・補助上の中心位置の採寸、そしてALC・RC・木造の何れかの構造を選択し、デザイン・扉色を選んでようやく本体の発注にたどり着きました。

 いやぁ~長い道のりだったこと、自分を褒めてあげたい とフルマラソンを完走したアスリートのようなコメントが出てきました。
 いやいや未だ山の頂には届いていません。このケースでドアのみの取替対応とする場合の製品はライトドアですが、部品は全てオプション(既設部品使用が標準)なので、取替が必要な部品があれば、同時に発注する必要があります。
 既設商品の特定にミスは許されません。間違おうものなら即不良在庫となり、製品置場でひっそりと余生を過ごさせることになります。ここまでボリューミィーな業務をこなし、間違いのリスクを回避できたとしても、ドア本体のみの取替においてお支払い頂ける額は、かけてきた手間ひまとは不相応なものとなります。
 ドア本体が疲弊しきっている状況において、枠だけ無事というのは想像し難く、当然何らかの影響が及んでいるはずです。最初はドアが歪んでいる点を注視していましたが、ドアの歪みは枠との接点、いわゆる丁番や錠前のストライク部分において三次元のズレが生じさせていると考えられ、枠にもその影響が及んだ
為に枠そのものがねじれてしまっていました。以上の状況をふまえて、今回は丸ごと取替という選択となりました。
 ドアのみ取替えても不具合事象が改善されなければ、より多くの費用負担が生じる事にもなります。枠だけ取り残されるのは可哀そうですし、ドアと枠は一心同体、仲良く引退させてあげましょう。
 ということで丸ごと取替となりましたが、取付ける製品はリシェントアパートドアで、一昨年十一月位にデビューした製品ですが、残念なことに今までカタログやCRASFL上の積算でしかお会いしたことがなく、一目見たいと待ち焦がれてい

 安心して年を越したいという住人の方の願いを叶えるべく、製品入荷は12月26日、同日工場内において可能なプレ加工は全て済ませ、万全の体制で28日の工事に掛かりました。というのも、翌日は仕事納めの為に片付けや年始の準備などに追われるので、28日が年末最後の工事日となり、さらにもう一軒のお宅でリシェント玄関引戸の工事施工というダブルブッキングにならなくて良かったネ的なスケジュールとなっていました。
 そんな中、業務課に所属する迷キャメラマンは、自らの腕を磨く為に外額縁の施工を自ら申し出ていました。 ”えっ、何でそんなことまで知ってんの?” ってわたくしの情報網をなめてはなりませぬ。って、本当は単なる地獄耳なだけでした。いや~、常に邁進し続ける若人に拍手を送りたいです。失敗を恐れて立ち止まってしまえば、その人の成長はそこで止まってしまうでしょう。この若人のように、前を向いて新しいことに対してもためらうことなくチャレンジしていれば、多少の失敗も糧となり、その成長の度合いは計り知れないでしょう。
 そして、この若人を指導するのは、弊社の一枚看板である一級ガラス施工技能士の資格を有する業務課リーダーです。口数は少ないのですが、ハートに秘めたる熱い想いで若人の成長を陰ながら見守っています。
 戸建とアパートの違いはあってもリシェントの名が示す通りに同じくカバー工法で、玄関引戸や玄関・勝手口ドアなど数多くのお宅での施工経験の賜物で、いつも同様無事1Dayリフォームを全うすることが出来ました。
 新しい玄関ドアの取替が済み、”これで安心してお正月を迎えることが出来ます。!” と、住人の方もとても喜ばれていました。
 こちらこそ、大変お世話になりました。何か御座いましたらまたお声掛け下さい。
 それではまた、どちらかのお宅の事例案内でお会いしましょう。

🎼辛子色の尺追いながら 読み込んだ枠の見込 足りないと知りながら ふかし枠使ったぁ 窓にインプラス

内窓に魅了されたお客様のお話です。

 こちらのお宅には、昨年末に受付が締め切られた2023年住宅省エネキャンペーンが始まる前からお世話になっていました。2021年12月にお声を掛けて頂き、翌2022年1月に浴室の窓に一つ目の内窓を取付けさせて頂きました。
 この工事に合わせて、浴室の窓には目隠し可動ルーバーを新たに設置して網戸も新調し、トイレの小窓二箇所には天井付けのブラインドを取付け、キッチンにおいてはレンジフード・シロッコファン・ベントキャップの取替も同時に施工させて頂きました。

 年は明けて昨年2023年2月にお声掛けを頂き、ご要望を拝聴すべくお宅へお邪魔しました。
 一年前に取付けさせて頂いたインプラスのおかげで、入浴時浴室に入る際に苦痛だった ヒヤッ と感じることがなくなり、快適なバスタイムとなったそうです。インプラスの実力を垣間見た といったところでしょうか?
 未だ申請受付開始前にも関わらず、窓リノベ補助金の件は既にご存知で、在室時間の長い居室の二つの窓にも補助金を活用してインプラスを取付けたいというご依頼でした。知らぬ間にインプラスにハート💘を射抜かれてしまわれたかのようです。
 この時点でインプラスの納期は既に通常とは比べようのないものとなっていましたが、申請受付開始前に補助金が上限に達するはずもなく、安心して発注することが出来ました。流石に通常納期のN+5日という訳にはいきませんが、4月20日過ぎには入荷する旨をお伝えし、工事でお伺いする日時については、改めてご連絡させて頂くことにしました。
 今回は他のご依頼も賜っておりまして、キッチン北面の窓へのブラインドの取付けと、4mm型板ガラス四枚の取替でした。ブラインド設置では補助金はおりないので納期も通常通り入荷するので、在庫のガラス取替はブラインドの入荷日を待ち、一足早い3月に済ませました。

 それから一月半ほど経って、お待ちかねのキャラメルウッドに身を染めたインプラスがようやく入荷し、休む間もなく会社を背負向けてお客様の下へと巣立っていきました。嫁いでいく娘の姿をじっと見つめながら涙ぐむ、新婦の父の心境です。 って、ナニふざけた事ぬかしてやがんでぃ!事例作りで脳ミソいかれちまったんじゃねぇか? 身を案じて下さり、かたじけのうござる 江戸Boy殿。単に製作が捗らず煮つまっておりまする どうか おサッシ 下さいまし。
 という訳で、製品入荷後は長らくお待ち頂いたお客様宅に速やかに駆けつけ、お客様へのご挨拶を済ませると、始業前の段取を整え、確認作業を怠ることなく工事を行ない、片付・清掃・お客様への説明及びご挨拶を経てお客様のお宅を後にしました。

 今回の工事は二回目の内窓設置=一杯目のおかわりだったのですが、設置後の効果にとても満足されていて、翌5月に訪問させて頂いた際に、ブラインドを取付けさせて頂いたトイレへの内窓設置をご用命して頂きました。
 流石に5月の時点のインプラスの納期は、通常納期に比べれば天文学的なものとなっていましたが、御了解して頂き、昨年8月24日に二枚のガラス取替と共に(二杯目のおかわり)工事を済ませております。
 納期が掛かり8月となってしまった内窓設置ですが、そのおかげで気持ちeキャンペーンへの応募資格をゲット出来ました。通常は10月以降の工事が対象ですが、インプラスだけは事情により8・9月工事分もOKという訳で、担当者が応募を勧めてアンケートに答えて頂き、12月25日のクリスマスに応募を済ませました。アンケートの最後に有難いお言葉を頂きましたのでご紹介します。
 大変温かくなり確実に快適になりました。他の箇所も又、是非お願いしたいと思います。満足しております。
 いや~、この事例を読んだ時の担当営業の顔が思い浮かびます。ハンカチ準備しとかなきゃ!足りないか?足りなきゃ給湯室の洗い桶を使っちゃえ❣
 今回も大変お世話になりました。またのご用命(三杯目のおかわり)お待ちしております。
 それではまた、どちらかのお宅の事例案内でお会いしましょう。

ひき肉いです!

今回は、玄関引戸の調整依頼が転じて、本体丸ごと取替となった事例のご紹介です。

 ”玄関引戸がキイキイ音がして調子が悪く、鍵も掛かりにくくなったから見に来て欲しい” そんなエマージェンシーコールを頂いたのは、昨年11月17日の11時55分、世間一般で云うところの お昼時 で、フライング気味のかたであれば既に飲食店に入り注文を済ませ、割箸を準備しながらお茶の入った湯呑を口にしつつ、目の前のテーブルに提供されるランチを首を長くして待っている頃でした🦒
 この12時前の時間帯は、私も担当させて頂いている積算・受発注・売上管理業務を一手に担うLIXILさんのCRASFLオペレーターにとって、時には魔の刻に変わります。発注業務においてはお昼12時を境にその前後で発注日が一日変わってしまうからです。当然 ”急いでいたので間違えました” などという言い訳は、口答えにしかならないので、オペレーター各員の顔には余裕のかけらも見られず、新築一棟分の発注ともなれば、テンパりまくりの心境です。心優しき営業課の皆様におかれましては、2024年の発注業務、心穏やかな入力をさせて頂けますよう、オペレーターを代表してお願い申し上げます。
 ”オイオイ、そんなことまで書いちまっていいのか?それなりの覚悟はできてるんだろうなぁ!” NonNon 心配には及びませんヨ 江戸Boyさん ジェントルマンの皆様方は ちゃ~んと おサッシ して下さってますから❣

 こちらのお宅には以前からお世話になっておりまして、過去の履歴を調べたところ、二年前の2021年、偶然にも同じ11月17日に同様の調整依頼のお電話を頂いておりました。流石にお電話を頂いた時間まではデータに残していないのですが、同じ女性社員が電話応対をしていました。調整対応も今回同様、同じ営業担当者が即日に済ませたという点まで酷似していて、何か運命感じちゃう事例の幕開けとなりました。
 担当者の話によると、玄関引戸の調整はこの二回にとどまらず、何度も調整のために足を運んでいたようです。ご依頼のお電話を頂く度に訪問し、調整を済ませると、 ”いつも良くして貰っている” と、大変喜ばれていたそうです。
 玄関の不具合は外出に支障をきたすので、即対の優先度が高く、スケジュールに割り込ませてスクランブル訪問に至る事例です。ですから、本体や部品の疲弊度や構造躯体の健全度、製品の製造年数などを総合的にみた上で、部品交換に留めるべきか、本体丸ごと取替を勧めるべきかを十分考慮し、判断した内容で提案させて頂きます。勿論予算あっての事ですので、毎回甘受して頂ける訳ではないのですが、少なくとも現在置かれている状況だけはご理解して頂ける様に努めています。その場しのぎの調整や部品交換では時間稼ぎにしかならず、不具合事象再発時にご不便な思いをされるのは、お客様ご本人なので...。
 こちらのお宅でも調整の度に提案させて頂いてきたのですが、残念なことに取替には至りませんでした。
 玄関引戸の場合、一般家庭においても居住者全員が使用するので、開閉頻度は高く、屋外に面して設置されているので天日にさらされ雨風に打たれるなど過酷な労働条件の下、不平不満を口にすることなく、長年じっと働きづくめです。
 こちらのお客様は地元で世話役を務められていらっしゃるので、家族以外のさらに多くの方が出入りされる為、労働条件は過酷さを増します。

 弊社にお電話を頂いた際以外にも、玄関引戸は悲鳴を上げていたようです。そんな時、地場の集まりの訪問客の中に ”我 腕に自信アリ” 的な方がいらしっやったそうで、 ”私がみてあげよう” と自ら手を挙げられて調整されたそうで、また調子が悪くなって残念、と、有難いエピソードとして披露されていました。
 でも、実際に調整具合をよく見てみると、(お客様にはお伝えしませんでしたが)好ましい調整とは言い難いものでした。伊達にマド専門店と称している訳ではありません。豊富な知識・豊かな経験・確かな技術あってこそのマド専門店、マドのことは、マド専門店にご用命下さい。チョットかじった程度の知識や技術で手を加えたが故に、短命に終わってしまう事だってありますので。
 今回も即日調整を済ませましたが、これまでとは異なり、お客様にはこの調整により急場はしのぐことが出来るが長続きはしない旨を、時間をかけて詳しく説明した上で、本体丸ごと取替をお勧めしました。
 少しお時間を頂き、見積書と共にLIXILさんのかんたん合成アプリを使って取替後のイメージを確認して頂きました。納まり的にハツリを伴う取替工事は好ましくないので、リシェント玄関引戸一択です。ランマを無くして開口髙目一杯の障子にして、解き放たれた玄関に生まれ変わります。縦通しのデザインはどっしり
とした安定感と、縦に長く伸びた格子からスマートさが感じられて、取替前の玄関とはガラッと変わりました。

 当初は12月18~20日頃に工事を予定していたのですが、天候が思わしくなく、お客様も体調を崩されてしまったので、日延べする事になりました。年末の為スケジュールの調整が大変でしたが、気持ちeキャンペーンに応募して頂き、気持ちeグッズを手にして頂く為に、12月28日取替工事を行ない、無事1Dayリフォームを完遂することが出来ました。
 残念なことにビフォーアフターの二枚の写真しか撮影されていなかった為、年末の多忙な中、担当者に施工後の写真撮影を懇願しました。忙しい予定の合間を縫って訪問したところ、既にご来客があったようで、見た目は勿論のこと使い勝手が良くなった玄関引戸にとても満足されていたそうです。
 今回もまた、大変お世話になりました。新しくなった玄関引戸、長く愛してあげて下さい。
 それではまた、どちらかのお宅の事例案内でお会いしましょう。

縁は異なもの インプラス

今回は、ご縁により設置に至った内窓工事をご紹介します。

1月2日17時にこの施工事例製作を開始してから既に二時間半が経過したというのに、未だに本文すら終わっていません。

 原因の一つ目は、昨日にさかのぼります。来福していた兄を板付(福岡空港)まで送り届け、その足で叔母の待つ中間まで足を延ばし、元旦の夜は募る話で盛り上がりました。習慣とは恐ろしいもので、正月二日目・目覚ましをかけることなく朝四時に目が覚め、洗面を済ませて帰路につきました。当然車は少なく、経路の太い宰府に五時過ぎに差し掛かり、天満宮に立ち寄ることにしました。未だ早い時間なので参拝客も少なく、お賽銭に見合わない過分なお願い事を済ませると、直ちに御守購入へ。可愛い姪が今年高校受験で、連日深夜遅くまで頑張っていると聞き、力になることはできないので、せめて道真公のお力にでもすがろうなどと、学業成就の御守を手にしました。眠い目をこすりつつ帰宅したのは朝七時、本年初の洗濯・掃除を済ませ、年末こなせなかった家事を減らしているうちに、いつの間にやら17時。睡魔と闘いながら製作を開始しました。
 製作はいつも写真物色から始めます。この時にその回の事例で何処を伝えるか、どういう構成の文章にするか、メイン・施工前①②③・施工後①②③・お客様の声の計八枚の写真にどれを使うか、この他写真においては建ち・陸の修正や、トリミング、マスキングやモザイク処理、特にアピールしたいところには画像アプリで文字や図形を入れたりとやる事テンコ盛りです。また、〇△工事などのストレートなタイトルでは内容の薄さをカバー出来ないので、せめて と タイトルには内角低めのスライダー的な変化球を多投しています。そのせいか、最近寝ている時にインプラスやリシェントが出てくる始末。これって労災おりますか❓
 二つ目は今回写真が23枚もあって、どの写真がどの窓の前か後かなどの整理業務という徒労も加算されて、気付けば20時になっちゃいました。
 そりゃあ テメェの日頃の行いが悪いからバチが当たったんだ。ざまぁみやがれ‼ 心無いお言葉 有難う御座います 江戸Boy 疲弊しきっているので そこんとこぁ一つ おサッシ 下さい。
 ということで、タイトルの縁は姪のことだと思われている方もいらっしゃるでしょうが、本当の縁について後述させて頂きます。
 こちらのお宅の内窓設置工事、実は御親戚の方からのお勧めによるものでした。昨年11月6日にガレージの施工事例をご紹介しました。LIXILさんの製品ではないので、くれぐれもオフレコでとお願いしておりましたが、そのガレージの依頼主が今回のお客様のご親戚にあたるというご縁でした。ガレージ工事の際に補助金を活用した内窓設置をお勧めしたのですが、そちらのお宅は築年数が浅く、既に複層ガラスが入っているので飛躍的な効果とまでは言えず、また、熱割れ等の懸念もありました。話の中で、それならばと、近所に住まわれている今回のお客様宅こそドンピシャのお家と伺い、軽く説明して頂いた上でアポをとり、早速ご提案にお邪魔しました。

 こちらのお宅は築50年以上も経っていて、当然昔の建物ですから断熱性も低く、既設のサッシの気密性も 推して知るべし でした。
 当然エアコン頼みの暮らしとなり、近くにお住まい故に親戚の方がご帰宅時にこのお宅の前通られる際、エアコンの室外機が全力疾走していて、足元に冷気が当たり身震いされていたそうです。このシチュエーションであれば、インプラスを取付ければ持てる力を十二分に発揮する事、疑う余地なしの Sure thing 
です。
 工事においてはクレセントの取替や入替を行なったり、電気配線やエアコンの冷媒管やドレンなどのホースの移設、巾木の部分撤去、見込不足を補うために予めオイルステインを塗って搬入した木製見切縁の取付及び既設のカーテンレールなどの一時撤去及び復旧など、内窓本体の設置以外にも盛り沢山の工事内容となりました。本体設置以外の工事は、こうやって入力する文字からは読み取れないほどに手間掛かるのですが、見積上に金額として計上すると、その金額に目が行きがちになるので、なかなか当たり前の額を計上しづらいのですが、本当はとっても大変だという事だけでも記憶にとどめて頂けると幸いです。

 工事は無事一日で終わり、気持ちeキャンペーンのアンケート回収などもあり、後日営業と業務担当者が各々伺ったのですが、その際にお客様は大変喜ばれていらしたそうです。
 また、近くにお住いのご親戚の方からも、近くを通る際にエアコンの室外機から冷気が出ていないので、エアコンを間欠運転しているのではないか、という話もお伺いしました。
 そして、ご縁はさらにとどまることなく次のご縁へと結ばれ、2023年の補助金には間に合わなかったけど、決定している次年度の補助金活用での工事をお願いしたい、というお話を既に頂いております。
 有難うございます。今回も大変お世話になりました。そして、次のお話の際にも何卒宜しくお願い致します。
 それではまた、どちらかのお宅の事例案内でお会いしましょう。

🎻 玄関にリシェント 外窓にリプラス 木くず何処に行った ホコリが舞うこともなく

今回は弊社看板娘のナイスアシストでゴールゲットとなったお話です。

 師走を間近に控えた11月29日水曜日、そのお客様はご来店されました。
 んっ?今日はとっぱちからヤケにシリアスタッチじゃねぇか!サスペンスでも始めようってか❓ お~っと、最近マメに出勤されてますが皆勤賞でも狙ってますか 江戸Boy? ”何をおっしゃいますやら、お代官様もお人が悪い” ”みなまで申すな その位 サッシ ておる” 以上をもちまして、本日の寸劇を終了させて頂きます。ご清聴、誠に有難う御座いました。
 お客様は玄関引戸の錠を携え、夫婦で仲睦まじく弊社に足を運んで頂きました。あいにく営業担当者が出払っていたので、経理課リーダーの看板娘が速やかに対応に乗り出します。
 当初のご用向きは持参された錠の取替でした。部品交換に留めるべきかの吟味が必要となる為、この後詳しくお話を伺ってみました。

 現在のお住まいを建てられてから23年ほど経っておられるそうで、近年では建ちの狂いからか、二枚の玄関引戸の框が重なった召合わせ部分に付いている錠は使えなくなってしまい、引手側に付いている戸先錠で代替されていたそうです。ところが頼みの綱の戸先錠も掛かりが悪くなってしまったので、代替部品に取替えたいというご要望でした。
 部品をご持参して頂いたので、時間をかければ代替できる部品があるかを調べることは可能です。ただ、召合わせ錠・戸先錠共に使えなくなるというと、現地で現状を確認した上で、部品交換に留めて良いか判断しなければなりません。
 お客様にその旨をご説明した上で、本体丸ごとの取替について尋ねてみました。応接ゾーンに置いてあるカタログ中からリシェントの冊子を手に取り、現在主流となっているカバー工法のメリットを、身振り手振りを交えながら伝えたところ、興味を示されました。カタログのページをめくりながら製品をザッピングされ、既設に似たデザインを発見されて、 ”これが良い” と、本体は既に決定です。
 店を出られる前には許容出来る予算まで伺うことが出来、これってもうボール半分くらいゴールに入っていて、後は足を添えるだけでしょう的な感じです。

 予算の関係もあり、今回は単板ガラス仕様となりましたが、デザインは既設と見間違う位ソックリで、写真でもズームインしてようやく判別出来るほどです。ご希望の予算内で納まり、発注業務を経て、月末工事となりました。
 工事直前は連日厳しい寒さが続いたのですが、お客様の日頃の行いもあって、工事当日は寒さも和らぎ、工事看板も震えずに済みました。TORIKAERU君が風邪でもひいてしまったら、LIXILさんに合わせる顔がありませんので。
 工事当日は、お客様宅に到着後ご挨拶を済ませて養生にかかろうとしたところ、ポーチ左手のポストが目に入ってきました。工事に支障がないようにお客様自ら外して頂いたとのことで、お心遣い感謝致します。
 カバー工法とはいえ今回はレール切断及び取外しの作業があるので、普段にも増して入念に養生を済ませてから工事にかかります。今回は顔出しNGとの申し出により、スーパーヒーロー”大工さん”には黄金の右手右足左指少々だけに留めました。
 取り外したレールの跡には、今日から障子を支えてくれるレールを敷設しますが、その下にはしっかりとモルタルと愛情を注入して、ニューフェースのレールさんをサポートさせます。
 1Dayリフォームの名の通り夕方には障子を建て込み、最後の調整を済ませました。冬は陽が落ちるのが早いので、枠周囲のコーキングは日を改めて伺う旨をお伝えして、お客様宅を後にしました。
 完工には至らなかったのですが、見た目は既に変わっていて、去り際に見たお客様の顔からは喜びがあふれ出ていました。

 工事当日のクリスマスから中一日おいた27日、枠周囲のコーキングを済ませ、これで本当の完工となりました。締切前なので当然 ”気持ちeキャンペーン” の応募をお勧めしたところ、二つ返事で気持ちよくアンケートに回答して頂きました。
 また、Web上で施工事例を紹介させて頂きたい旨をお伝えし、こちらも快諾して頂きました。こうやって、元旦一月一日の午前十時三分、パソコンを前にしてキーパンチしていられるのも、お客様のご厚意あってのことです。
 工事だけではなく、色々と大変お世話になりました。そして何よりご用命頂き、有難う御座いました。
 それではまた、どちらかのお宅の事例案内でお会いしましょう。
 それにしても新旧似すぎ 一卵性双生児って感じです。