記事一覧

担当発表します。営業はウサギ 経理はカメ カバは広報 んっ、カバは広報? カバー工法のリシェント❓

今回は玄関の扉が開閉できず、待ったなしの案件についてご紹介します。

 待ったなしって相撲じゃないんだから、一体何があったってんでぃ?そうせかさないで安全運転で行きましょう 江戸Boy 急いては事を仕損じるって、それ位は おサッシ 下さい。
 昨年12月の半ばに玄関ドアの件でお電話を頂きました。年末という時節柄、扉の開閉や鍵などの不具合対応と、修理硝子をご希望されてのお電話を数多く頂きます。ところがこちらのお客様は異なりました。会話の最初から玄関ドアの取替を口にされました。よほど切羽詰まっていらっしゃるのでしょうか?お電話でのお問合せの場合、その多くは生じている不具合事象に対して、調整や部品取替を前提として現地調査依頼を望まれます。本体丸ごと取替を検討される場合は、ご来店される方も少なくありません。現在ではWeb上で製品を検討される方も見受けますが、ご高齢の方にとってその選択は難しいようです。

 どちらにしても、一度お宅にお邪魔して現状を把握する必要がある為、再度お名前とご住所、電話番号などを伺いました。その後もう少し詳しくご要望を伺ってみると、扉は既に壊れているとの事でした。師走の19日に玄関扉が壊れているとなると、さぞや不便な思いをされているでしょう。出来るだけ速やかな取替となるよう努めなければ、と何か決意じみたものが頭をよぎりました。
 お話の中ではとても取替に掛かる費用を気にされていました。確かに玄関サッシともなると、それなりの価格となります。さもありなん、玄関と云えばある意味お家の顔とも云える存在です。どのメーカーも財布の紐を緩めようと、憎らしいくらいに購買意欲をくすぐるラインナップで、お客様を翻弄します。
 玄関サッシなどはそう頻繁に取替えるものではありません。ですから、取替に際しては相応の製品をお勧めしたいのですが、決断されるのはお客様ですのでご意向に沿わなければなりません。今回の第一命題は、お客様の予算内で納まることに尽きます。

 先ずは壊れているという玄関ドアの状況を確認すべく、お宅にお伺いしました。
 ご挨拶を済ませた後に、現在通行止めとなっている玄関ドアを拝見させて頂きました。確かに玄関ドアは開閉困難な状況で、玄関の床には開閉時にドアを引きずった跡が残っていました。枠の根元は、これまでに見たことが無いほど、腐食が進行していました。折角の断熱ドアも、屋外側の面材は下端からめくれていて、下端の木口を覗き込むと断熱材が コンニチワ していました。
 流石にこの状況では、取替える以外の選択肢はありません。予算が厳しいとお伺いしていたので、兎に角スペックを抑えた製品をご提案しました。
 それでも若干予算に合わず、既設ドアの処分はお客様ご自身で行われる事になりましたが、取替工事はご用命して頂きました。あいにくお正月を挟んでの発注となったので、入荷は1月10日となりました。年始は休業明けという事もあり、工事が重なっていた為、製品は工事日の18日まで一週間程静養です。
 そう云えば、お客様は予算の事に気を取られていらしたからでしょうか?営業担当者のプレゼン⇒成約を経て発注を済ませた後にご来店されました。ご来店の目的は、製品の詳細なスペックを確認して家族に伝える為との事でした。担当者に確認したところ、プレゼンの際にキチンと案内したとの事で、やはり気持ちに余裕が無かったのではないでしょうか?若輩者では御座いますが、常にゆとりのある行動をお勧めします。

 長らくお待ち頂いた工事の日、スーパーヒーロー大工さんに自慢の腕前を披露して貰いました。既設枠の根元の腐食度合いは相当なものでしたが、カバー工法の工事において支障は生じませんでした。
 それから、ご用命の際にはご自身で処分されるとおっしゃっていた既設建具ですが、大きさ的にお車からはみ出してしまうそうで、改めて処分依頼を受けました。予算の兼合いで単板ガラスにグレードを落としたのですが、出入口の第一命題である開閉に支障がなくなった点を、大変喜ばれていました。
 今回も、大変お世話になりました。またのお声掛けをお待ちしております。
 それではまた、どちらかのお宅の事例案内でお会いしましょう。

住民の 補助金による 断熱の為の 設置  インプラス

荘厳なる断熱化宣言で始まった今回は、内窓設置のお話です。

 何でぇ今回は随分と威勢がいいじゃねぇか!何かいい事でもあったのか?俺とオメェの仲なんだから、隠し事なしだぜ❣ 久しぶりだね江戸Boy 顔を出さないから心配してたんだよ。何かあったかって?そこは一つ おサッシ 下さい。っていうか、二人の仲って変な誤解を招くようなこというのやめて‼ と、スーパーボーゲン⛷で雪煙を挙げたところで道草おしまい。
 今回は、1月29日に玄関引戸取替でご紹介したお宅の窓に、内窓を取付けた際のお話です。前回もご説明しましたが、工事に至ったのは補助金を活用する為でした。未読の方の為におさらいしてみましょう。
 前回は玄関引戸を取替えたのですが、その工事は補助金の対象に該当していました。子育てエコという名称で、三月末から申請受付が開始される予定です。ところが残念なことに、その工事単独での補助予定額は¥37,000で、申請受付は¥50,000からの為申請下限額には及びません。万策尽きたか...いえいえ打つ手が無くもありません。補助率の高い窓リノベ24という別の補助金で¥50,000以上の申請を同時にすれば、補助金が活用できる という説明で本工事に至りました。

 確かにきっかけは補助金を活用する事でしたが、それ以上に得られる効果が大きいという点も見逃すことは出来ません。
 こちらのお宅は建てられてから相当な年月を経ています。お手入れの労を惜しまなければ、それなりに劣化を留める事は出来ますが、かと言って新しくなる訳ではありません。当然住設機器なども含めて設置された物全てが、メーカーによって日々進化を遂げていきます。サッシも例にもれる事はありません。耐風圧性・気密性・水密性・遮音性・断熱性といった性能面において、既設と現行製品とでは比べ物になりません。この場合、劣る点全てを補う事は出来ませんが、躯体の健全性が確保されていれば、遮音性や断熱性については内窓を設置する事で、補填が可能です。断熱性に関しては取付けた日の夜や翌朝に、遮音性に関しては取付けた直後から、その効果を体感できます。
 補助金が活用出来て、前述の他にも結露軽減や紫外線カット、防犯性向上に加えて高騰する電気代抑制 と、数える指の数が足りなくなる位のメリットがあるので、お客様も即決GOサインでした。

 取付けるサッシですが、和室の二窓と、冷えが気になる浴室を希望されました。補助金の申請受付開始が3月末の予定で、補助金がおりるのは7~8月頃になる旨をお伝えしましたが、工事は玄関に引続き製品入荷次第とのご依頼でした。
 玄関引戸同様クリスマス🎄に発注業務を済ませて、一足遅れて1月16日に入荷。一晩寝かせて熟成させた後、お客様宅へと旅立っていきました。ドナドナドーナド~ナ 気分はドナドナです。
 工事では、我が社のスーパーヒーロー大工さんが惜しむことなくそのゴッドハンド👍を披露してくれました。現地調査にぬかりはなく、速やかに工事を終えて、こちらのお宅での工事はこれにて完工です。

 時間の許す範囲内ではありますが、施工事例を作る前には、エピソードを入手すべく、聞き取り調査を行ないます。最初に受付などの応対をした社員、営業担当者、現地に赴いて工事を行なった作業従事者からです。しつこく聞きまわっているせいか、最近私が近づいたのに気付くと、そそくさと逃げ出す社員も出始めています。裏が取れたらそのうちしょっ引いてやるから、首を洗って待ってなチャイ🤨
 今回は、ヒーロー様がインタビューに快く応じてくれました。内窓設置工事の際に、ご主人様と遭遇されたそうで、地場の世話役でご一緒していたことがある間柄との事でした。久しぶりに偶然の再会を果たせて、昔話に花🌸が咲いた様ですヨ。気分はアゲアゲ😊 といったところでしょうか❓
 後日、代表がお客様と同席させて頂く場があったそうです。その際に、工事内容だけではなく、挨拶等も含めた所作立ち振る舞いについて、お褒めの言葉を頂戴したとの事でした。勿体ないお言葉、本当に有難う御座いました。有難う御座いました。そして、遅ればせながら、今回も二度にわたり、大変お世話になりました。素敵なお庭を拝見させて頂き、殺伐とした心が癒されました。
 それではまた、どちらかのお宅の事例案内でお会いしましょう。

年明けを機に、玄関ホールの お色直し💄です

サッシの不具合対応が転じて、内装仕上の改修工事となりました。

 お客様からの当初のご要望は、サッシの不具合事象の解消でした。
 時は昨年11月10日、 ”玄関引戸障子が動かない。レールが悪い?レールだけ取替えたい” という内容です。
 その後、一通りお話を伺ってみたところ、築後相応の年数を経ているとの事だったので、レール単独の取替が可能かは即答出来ない旨を伝えました。
 製品発売開始から時間が経てば、メーカーはより良質な物へと注力します。結果、それ以前の製品は型落ち=古き物とみなされ、販売終了を余儀なくされます。流石にその後の一定期間は供給者の責務を果たすべく、アフターフォローを続けて貰えます。しかしながら、代替品対応などのメーカーの努力には終わりが訪れる場合もあるのです。

 製品取付後の年数が長くなるほど、今回のレールなど部材単独の交換が可能かは即答できません。メーカー名・製品名・取付けの時期・製品のカラーや寸法などの情報を入手します。新しい場合には、弊社では履歴を調べます。メーカーが特定できれば、工事名称や建設会社名・製品納入会社名なども手掛かりになります。というように、年数の経った製品・部品の特定には時間を要します。反して、その対価はと言えば、 ”こげん高っかと⁇” と、ビックリされる方が殆どです。ご提示させて頂いた額は、実費(現調・製品特定の為の経費)もそこそこだという事実は、言うても詮無いことですから。
 対応した社員が、レール単独交換が可能かの判断には時間が掛かる旨を伝え、本体丸ごと取替もお勧めしてみたのですが、部品取替を希望されました。
 お客様とのお約束に合わせて営業担当者がお宅にお邪魔し、対象の玄関引戸を拝見させて頂いた上で、対応には少しお時間を頂く旨をお伝えしました。初動で取替の案内を済ませていたのは知ってはいましたが、再度、現在主流となっているカバー工法 リシェントの長所をご説明しました。補助金活用のご提案も交えてお勧めしたのですが、今回は部品交換に留めたいとのご意向でした。

 その後の話の中で、対象のサッシが付いている玄関ホール天井のシミが気になっている、と耳にしました。ただ、何処に頼んで良いか判らないとも。 ここでスーパー営業マンのハート💝に火が付きました。 ”ならば、ウチに任せて” と。
 弊社は社名にサッシの冠を呈しているので、サッシだけととらえられがちです。
 が、実際は否です。
 不動産部門があるので、不動産の分譲・売買・仲介・管理などガンガンやっています。
 建築においても本業のサッシのみと侮るなかれ。ウチにはスーパーヒーロー大工さんがいるので、何でも御座れ。昔から棟梁と称えられるだけあって、その手腕は伊達じゃない。チョットした改修工事だけに留まりませんよ。なんてったって、弊社併設のグリーンオフィスは、スーパーヒーロー大工さんが腕によりをかけて建てられてますから。
 水回りも任せて下さい。システムバスにシステムキッチン、トイレに洗面化粧台、エコキュートなど製品から工事まで丸っとやってます。
 さらには建物の周りを彩り護る外構工事、こちらもまたエクステリアの達人こと クマのプーさん🧸 の技量に魅了され、虜になられたお客様が多数いらっしゃいます。
 という訳で、玄関引戸修理と玄関ホールのお色直し💄のご用命を賜りました。
 玄関引違戸の不具合は、レールではなく戸車の過労に起因したので、2枚建の4個全て取替えました。また、錠前にまで波及していたのでこちらも交換です。以上の工事は昨年11月に済ませたのですが、玄関ホールのお色直しは年明けになる事を甘受して頂けました。スーパーヒーロー大工さんが引っ張りだこで、年内のスケジュールに余白が見られなかったからです。
 年明けの工事では、天井に合板を上張りします。既存の天井仕上材の凹凸が大きく、パテ処理では対応できないからです。合板は普通合板1類1等F☆☆☆☆の3×6 4mmです。合板には種々あって...と、この話題は触れると止まらくなるので、またの機会にしておきましょう。
 合板の厚みはもう少し厚い5.5mmを使用して、下地の影響を緩和したいところでした。天井と壁の取合の廻縁がスクウェア(直角)たいぷではなく、飾りが付いたデコレーションタイプの為です。流石に合板の断面が飾りに合うように切断するとなると現場での手作業では難しいのです。そこで、厚みを抑えて合板の小口と廻縁の間にできる三角形のすき間を小サイズに留めたかったからです。
 壁は元々クロス張りだったので、こちらは剥がしてパテ処理し、張替えです。

 天井の下地工事と合わせて、玄関引戸の硝子を入替えて、屋外の目隠し波板も張替えました。価格の高いガラスネット強化波板を使われていたのですが、あろうことか頭がビニール製のビニール傘釘でした。これでは経年劣化で釘頭の部分がルーズホールとなり、ビニール製の傘が抜け落ちてしまいます。釘頭自体は小さいので、風などの影響を受けて波板を貫通している釘穴もルーズホールとなってしまいます。風にあおられるごとに穴は大きくなり、波板は剥がれてしまいます。こちらは適正に、ステンレス傘釘で張替えました。
 工事終了後にお宅にお邪魔したところ、ご主人がいらっしゃいました。出来上りの感想を伺ってみると、最初は ”な~んでこんなの?” と、奥様たってのご希望のアクセントクロスにあまり馴染みがなかったご様子です。そこで、最近ではこんな感じで壁の一面や一部に異なる色や柄のクロスを使う事例も少なくないことを伝えたところ、 ”そういわれてみると...” とまんざらでもないといった感じでした。
 いや~、モノトーンのシンプルさも良いのですが、シンプルだった玄関ホールのイメージがガラッと変わって、まるでべつのお宅みたいです。奥様、ナイスセンス❣です。そして、今回も大変お世話になりました。
 それではまた、どちらかのお宅の事例案内でお会いしましょう。

クジラ🐳 になった アルミニウム

今回は、玄関引戸取替の事例をご紹介します。

 もうすぐ新年を迎えようかという時期に、こちらのお宅では急に玄関錠の調子が悪くなられたそうで、お電話を頂いたのが12月18日。お家を建てられてから相当な年月が経っているとの事で、使用頻度の多い玄関の場合、疲弊していてもやむを得ないところもあります。
 年末の慌ただしい中お客様にアポイントをとり、早速お宅にお邪魔しました。いくら忙しいとは言っても、お家の顔である玄関の不具合を放置して、年を越して頂く 何て塩対応は出来ませんものね。
 お宅に到着後ご挨拶を済ませてから、現状を確認させて頂きました。錠の不具合については取替でも対応可能と判断出来ました。ただ、主であるサッシそのものが疲れを隠し切れず、動きは重く、表面は塩が吹いたようになっていました。

 本来アルミニウムは強くて丈夫な素材ですが、長年使い続けていると腐食が起きる可能性があります。
 年数を経たアルミサッシを凝視したことがおありですか?白い粉を吹いたような斑点が出来ていたり、表面の塗装が浮き上がったり このような状態を腐食といいます。
 腐食に至るには、様々な要因が挙げられます。長年風雨にさらされて、表面にはホコリや細かい砂などが付着していきます。屋内外の気温差に伴ない生じる結露も素材を傷める要因ととなります。また、車の排ガスや塩分を含んだ潮風なども、素材に影響を及ぼします。これらの汚れを長期間野放しにしておくと、アルミニウムは様々な物質と化学反応を起こし、劣化が進んでいきます。
 完璧にという訳にはいきませんが、メンテナンスにより、ある程度の効果は見込むことが出来ます。
二液性塗料を用いた塗装や、腐食が生じた部分を削り取りヤスリをかけた上でサビ止め塗料を塗る などといったものです。これにより、素材の状態をある程度はキープすることが出来ます。
手間・ヒマ・愛情を注いでメンテナンスに励んでアルミニウムとの長い蜜月を過ごすか、諸行無常 と割り切って時の流れに委ねるかはお客様がどう判断されるかによります。

 今回は玄関錠取替でも不具合は解消できたのですが、サッシの疲弊度を考慮されて、本体取替も検討したいとのご意向でした。そこで、現在主流となっているカバー工法のリシェント玄関引戸をお勧めしました。工事が一日で済み、切った張ったが少ないなどの長所をご説明し、取替見積をさせて頂く事になりました。
 障子のデザインは、既設は千本格子と万本格子の中間位で格子が細くピッチも近いものでしたが、今回はどっしりと安定感のある縦通しです。上から押さえつけられるような感のあるランマはなくしてテッペンまで障子をズドンッ!ガラスは断熱性向上を図ってアルゴンガス入りのLow-EのPG仕様を選択。色は深みのある美しい赤色が特徴的なポートマホガニーといった製品スペックです。
 プレゼンテーションでは価格も含めた内容にご納得頂けました。
 その際に、今回の工事は補助金の対象となる事をご説明しました。子育てエコという名称で、三月末から申請受付が開始される予定です。ところが残念なことに、本工事での補助予定額は¥37,000で、申請受付は¥50,000なので申請下限額には及びません。しかし、打つ手なし という訳でもありません。補助率の高い窓リノベ2024という別の補助金で¥50,000以上の申請を同時にすれば、補助金がおりるという点を説明しました。その上で補助金の活用をお勧めしたところ、興味を示されて内窓の追加見積もご用命頂きました。
 内窓の件については、この事例の執筆時点において工事未着手の為、後日また御報告させて頂きます。

 クリスマスに発注した製品は1月11日早朝に入荷しました。翌日からは休むことなく働きづめとなるので、会社で一日休息して貰いました。12日工事に出発する際にはすっかり疲れて、さわやかな笑顔で旅立っていきまた。 ”お客様のおっしゃる事を、ちゃ~んと聞くんだぞ!” と、送り出しました。
 工事の際はお客様に一声かけてから、養生も含めた準備作業を行ないます。本作業では最初に障子を外すのですが、引戸の動きが重くなっていたそうです。今まで連れ添った枠と離れ離れになるのが辛いのでしょう。枠を外さないのがカバー工法 そうささやきながら断腸の思いで障子を外しました。外した障子を慰めるのに多少手間取りましたが、後工程は予定通り進み、1Dayリフォームの終了です。
 一足先に工事を済ませて新しくなった玄関に、お客様も喜ばれていたそうです。続きの内窓工事の際にまたお邪魔させて頂きます。
 それではまた、どちらかのお宅の事例案内でお会いしましょう。

ダメっ 揺らすと泣こう😭  ねっ ずらすと開こう  いえいえ ブラスト加工 でごじゃります

今回は、年をまたいでの修理ガラスのお話です。

 お~っと、今回は頭っから随分とばしてるじゃねぇか!東場の駄々走りってか? オーラスまでもつか、楽しみなこった‼ 今回はケツカッチンなので、先を急ぐヨ 江戸Boy この後何があるかって❓ そこは一つ おサッシ 下さい。
 新年まであと十日ほどになり、年越しの準備に追われていた12月20日、一刻を争うかの様にあわただしくベルが鳴り、直ぐに受話器に手をのばしました。お電話の主は奥様で、修理ガラスのご依頼でした。
 お孫さんが、お茶の間と台所を仕切る木製建具のガラスを割ってしまわれたそうです。何よりもケガに至らなかったのが幸いでした。
 それにしても、目の中に入れても痛くないお孫さんの所業とあれば、目が曇ってしまうのも無理からぬことですよネ❣
 社内にも 爺じDebut を果たした方がいるのですが、そちら系の話題になるとデレデレで、 気を付けないと目尻下がりっ放しですよ!

 割れてしまったガラスにはブラスト加工が施されていました。お茶の間での来客時に素通しの透明ガラスでは台所が丸見えとなる為、遮蔽効果を望まれてのガラスの選択のようです。
 建具に使われるガラスには種々あり、一般的な透明ガラス・型板ガラス・すりガラス・網入りガラスや強化ガラスなどがあり、屋外に面したサッシに関しては複層ガラスを使われることが多く、昨年の補助金活用によって一般複層ガラスからアルゴンガス入りのLow-Eガラスを選ばれる方が増えました。この他にも防犯ガラス・防音ガラス・熱線吸収ガラス・熱反射ガラス・フロストガラス・意匠性を重視した和紙調ガラス・エッチングガラスなどもあります。
 ご依頼当初は、 ”普段は開けっ放しなので値段が安い透明ガラスでいい” とおっしゃっていたのですが、熟考された末、 ”やっぱり同じガラスを使った方がいいわよネ” と、現在使われているガラスでのマッチングを選ばれました。
 ただし、在庫を抱えている単板の透明ガラスとは異なり、ガラスサイズだけではなく加工を施す詳細な寸法をあたり、特別注文を掛ける必要があり、冬季休業入り直前ということもあり、入替は年明けになる旨をお伝えしました。
 これに対してお客様は、 ”どうせいつも開けっ放しにしてるから” と、意に介されていないご様子でした。ただし、平日の日中はお勤めに出られているとのことで、 ”終業後は急いで帰宅するけど18時頃になりそうなので、それ位の時間に引取りに来て欲しい” とのご要望でした。電話応対者の一存では判断できない為、代表者と業務リーダーに承諾を得てからご希望に沿える旨をお伝えしました。

 今回は木製建具の格子に合わせたデザインガラスで、3mmの透明ガラスに
格子に合わせてブラスト加工を施します。ブラスト加工とは、砂(sand)を圧縮空
気と共に吹き付け(blast)その衝撃で表面を削っていく(元々は金属の錆落しと
して考案されたサンドブラストという)技法です。
 何か、ネーミングがカッコよすぎてマジンガー💤でも登場しそうです。
 さて、発注に際しては難関の採寸業務が待ち構えています。この作業をクリアしないと明るい新年を迎えることが出来ません。採寸に間違いでもあれば、他の三列のガラスと加工の位置が合わなくなり、再度注文し直さなければならなくなります。年始早々そんな失態を冒す訳にはいかない、と、いつにもまして慎重に採寸を行ない、年末年始は合うかどうか眠れぬ夜を過ごしましたが、1月9日にガラスが入荷し、建具を建て込みに行く前日の12日にガラスを入れて、マッチングしているのを確認し、ホッと安堵のひと時でした。
 ガラスは9日に入ったのですが、お客様が平日の日中はご不在の為、お仕事がお休みの13日、午後2時に建て込みにお伺いして、開けっ放しになっていた二間を、ようやく仕切ることが出来ました。

 二十日超の開けっ放しの二間を建具がしっかりと隔ててくれて、お客様もご満足されていました。
 お宅を離れる前に、2024年窓リノベ補助金の活用をお勧めしたところ、すぐに興味を示されたので、後日営業担当者がお伺いさせて頂く旨をお伝えして、お宅を後にしました。
 今回も大変お世話になりました。そして、近々お邪魔させて頂き、お客様のお宅に最適なご提案をさせて頂きます。
 それにしても、未だ補助金の事をご存知ない方がいらっしゃるとは...。未だ周知徹底の責務を果たせていないと、自省の念に駆られる事例でした。
 それではまた、別のお宅の施工事例案内でお会いしましょう。