今回も外窓交換と内窓設置により、補助金を活用して頂いたお話です。最近単発ではなくコラボが増えています。
こちらのお宅には随分とお世話になっておりました。五年前の四月に、浴室入口の引違サッシを取替えさせて頂きました。それから三ヶ月ほど経った七月のある日、筆者の本業であるエクステリア工事の現調要請を受け、営業担当者と同行しました。社名にサッシをうたっているので、なかなか周知して頂けないのがとても残念です。が、サシ以外にも、住設機器の取替やそれに伴う改修工事、内外装改修工事や外構工事など建物内外にわたり、幅広く営業しております。それだけではありませんよ。不動産部門もお忘れなく。分譲・売買・集会・管理業務をバリバリやっていて、多数のお問合せを頂いております。是非、お見知りおきを❕
当日天候不順の中、少し距離があるお宅へと向かいました。現地に到着する頃になると雨脚が強まり、車を降りるのにも勇気が必要なほどでした。いわゆるゲリラ豪雨ってやつです。その際のご依頼は、テラスとカーポートに葺いている屋根材の葺き替えで、現調・お見積提出の後、八月に無事工事を済ませました。
さらに翌年の二月には、洗面化粧台も取替させて頂いております。
今回はサッシを取替えたいから とお声を掛けて頂きました。早速お宅を訪れ、詳しくご要望をお伺いしました。ご依頼は、浴室の外窓交換及び換気扇取付と雨樋の修理です。一昨年までならこの内容に沿ったお見積書でご提案していました。ですが現在は、時代の潮流である補助金の活用を勧めなくてはなりません。
ご存知ないお客様には、ゆっくりと時間をかけて丁寧に、補助金について説明しなければなりません。今回の場合、補助率の高い窓リノベ24での申請を目指すべきですが、申請下限額は五万円です。浴室の外窓交換だけで下限額をクリア出来れば良いのですが、クリア出来ません。外窓交換の場合、掛かる費用から補助額を差し引いた実質負担額において、費用対効果が高いのはAグレードです。一つ上のSグレードになると、補助金の増額よりも製品価格の増額の方が大きくなります。対象のマドの場合、外窓交換ハツリ工法×Aグレード×Sサイズ=¥46,000という訳で、五万円には届きません。
そこで、どちらかのマドに費用負担が軽い内窓を設置して、補助金を活用されるようお勧めしました。提案を甘受して頂き、”どうせ付けるのであれば” と、リビングの間口1.5間四枚建掃出しにインプラスを付ける事になりました。
工事は、納期を必要としない雨樋修理からスタートしました。次に、納期が比較的に短い浴室の面格子付サッシ取替えと換気扇取付けを済ませます。そして最後に、納期を要するインプラスを設置してFinishです。
サイズの大きいインプラスの設置で、当初の計画よりも実質負担額は増えました。しかし、そのままでは補助金申請出来ずに1円も入ってこなかったのです。そして、これからの電気代削減効果を考えれば、十分にペイ出来るはずです。
今回も大変お世話になりました。今回二箇所の開口部断熱工事を行ないましたが、その効果を見極めて頂き、他のマドへの工事も是非ご検討下さい。窓リノベ24補助金の上限額は200万円なので、未だたっぷりと残っております。
それではまた、どちらかのお宅の事例案内でお会いしましょう。