これからいよいよシーズン真っ只中となる台風! 今回は、台風対策を検討されているお客様からの 御相談について御紹介します。
こちらのお宅では二年ほど前に、ロンカラーガラスドア・浴室引違戸(簡易カバー工法)・土間シャッター・リフォームシャッター・リフォーム雨戸(雨戸一筋)など、様々な工事を御用命して頂きました。
今回は台風シーズン到来に伴い、 ”台風の風が怖いので、シャッターか雨戸を付けられないか?”というご相談を受けて、お宅を訪ねて詳しくお話を伺いました。
先ずは、台風対策を施されたいという対象の窓を見せて頂きました。
対象となる窓は作りつけの出窓で、格子と庇が付けられていました。この時点で雨戸という選択肢はメニューから外され、既設サッシとにらめっこをしながら、どうにか取り付けられないか知恵を巡らせてみました。
そして、木下地を造作することによって、リフォームシャッターの「ボックス下げ納まり」であれば取付可能であるという結論に達しました。
提案内容としては、既設の縦面格子を撤去し、電動の利便性よりも、敢えて耐風という点に重きを置いて、手動・安心の耐風圧1,600Paの耐風タイプ(ボックス・スラット共にアルミ製)を御提案し、この内容で工事を行なわせて頂く運びとなりました。
好天の時には、換気・採光に大活躍の開口部で
すが、悪天候の際には最大のウィークポイントとなってしまいます。飛散物が当たって硝子が割れるとケガの原因や避難の妨げになります。
また、硝子が割れた開口部から、強風が一気に流れ込み室内が正圧になると、屋根が吹き上がる恐れも生じます。
物事全て一長一短なのですから、弱点はカバーすれば、No problem at all. シャッターや雨戸を設置して、飛散物から開口部を守ってあげましょう。
既設のサッシに劣化等の問題が無い場合には、サッシや外壁もそのままで、外壁の上から簡単に取付できるリフォームシャッター・雨戸はお勧めです。短工期であっという間に防犯性・耐風性を向上させる事が出来ます。
今回設置したリフォームシャッターは、取付部材の見直しが行われ、外観がスッキリしたのに加えて施工時間の大幅な短縮となっています。
工事は無事終了し、お客様もこれで一安心。この他に新規網戸と縦面格子の設置を済ませて、今回の工事は終了です。大変お世話になりましした。またの御用命をお待ちしております。