今回は、小さい頃からお世話になりっぱなしの 叔母宅でやらかした件をカミングアウトします。
叔父と叔母には小さい頃から大変お世話になっていて、結婚後は二人の子供を含めて家族全員で伺ったり、言葉では表せないくらい恩義を感じています。
残念なことに叔父亡くなってしまったのですが、今でも月一ペースでお宅にお邪魔して、昔話で盛り上がっています。
入力前夜に訪問したのですが、夕食時に女子バレーの日本VSトルコ戦をやっていて、二人してかぶりつきで観ちゃいました。1セット目先取していい流れで2セット目に入り、2セット連取目前だっただけに、とても残念でした。まあ、そこが王者の王者たる所以というところでしょうか?
前置きが長いと罵声を浴びる前に本題に戻ると、今回の訪問は、数ヶ月前に叔母から日除けの相談によるものでした。目的は遮蔽ではなく遮熱です。
効果が高いのは、屋外設置のシェードなのは明らかですが、対象の掃出しは間口1.5間四枚建の雨戸付サッシで、テラス付き、吊下げ物干しがぶら下がっていました。使い勝手としては、シェードを下して屋外スペースで涼を楽しんだりするのではなく、単に陽射しを遮りたいというもので、ランドリースペースをどこに動かすかとか、高齢なのにわざわざ昇降操作の為だけにいちいち屋外まで出るのか、という訳で残念ながら今回はスタイルシェードの出番はありませんでした。
ではサッシの障子をブラインドPGに、という選択肢もあるのですが、普段からの会話の中で、一人暮らしでいつまでこの家に住むかわからないから、あまりお金はかけたくないと聞いているので、費用面からこちらも除外です。
で、結局のところお財布に優しく工事も比較的容易なブラインドに決定しました。
発注ミスとならないようにこれでもかと採寸を繰り返し、目を皿のようにして製品寸法決定関連ページを睨めっこして、製作寸法を決定。
後日カラーサンプルを携えて訪問し色決めです。色の種類が多すぎるので、ある程度好みを伺った後は、二色程度に絞ってあげると案外即決です。
月一の訪問日を迎えいよいよ取付けです。
前日に道具と製品の積込を終え準備万端です。...のはずでした。誰か、嘘だと云って。
叔母宅へ向かう途中は既にやらかしていることなど知る由もなく、意気揚々とアクセルを踏んで直滑降で前へと!交通安全係さん、交通ルールは守ってますからご安心を!
叔母宅に着くと先ずは挨拶を済ませ先ずはソファーなど障害物を移動させ作業環境を整えます。
今回粉塵が舞うのはブラケットを固定する四ヶ所だけなので、用意していたブルーシートを使わず、出た粉塵はお掃除用のウエットシートで拭きとることにしました。
既存のシェードを外すとウエットシートで窓枠の上端を拭き上げます。シェードを付けてからここだけは掃除しにくかったはずですし、ブラインドを付けてしまえば、同じ結果となります。 ”工事前より綺麗にして引き渡すように!” は我が社のモットーですから。
次に製品を開梱し、取説と同根ビスを確認しました。ここです、ここで血の気が引いていき、全身が凍り付きました。窓枠のチリをかわすスペーサーを積み忘れました。会社の製品置場で置いてきぼりを喰らっています。
叔母に正直に事情を説明し、代替品としてスペーサー自作を提案し、承諾を得てホームセンターで買い出しを済ませて直ちに戻り、ゴムシートをブラケットサイズにカット、ブラケットのビス穴の位置に合わせて道孔を開けます。後はブラケットの間口方向の割付けをして、ドリルで先行孔を開け、スペーサーをかましてブラケットを固定します。
本体を当ててみて不陸を確認し、ブラケットの高さを微調整してビス本締め、本体取付け前にもう一度窓枠上端を拭き上げます。
そして本体を取付け動作確認を行ない、道具、ゴミを片付け、作業スぺースの清掃後、取説を渡して説明を行ない終了です。
短時間で済むはずが、私の失態のせいで無駄に時間をかけてしまいました。
一生の汚点です。
このゴムシートのお陰で、何とか急場を凌ぐ事が出来ました。
会社としての施工であれば、きちんとお詫びした上で改めて工事にお伺いするのですが、今回は製品を購入した私が、材工共に叔母へのプレゼントとしての事ですので、寛大な心で観て頂けると幸いです。
当の叔母はというと、前述の女子バレー戦ガン見の件からもお判りの通り、とてもご機嫌でした。