記事一覧

お施主様と職人さんと一緒に築いたプラン21

9月18(金)~19(土)
今週はテラス・デッキエリアとガレージのコンクリート打設が重なり、週末は養生の為休工としました。
他に進めることの出来る工事はあるのですが、職人さんにも事情があって、この現場にだけ入り続けて貰う訳にもいきません。
例えば、以前施工した現場で追加工事が出た場合には、自分の手掛けた現場を他人に任せる訳にはいきません。またこの現場でもそうだったように、仲間の現場の打コンの際には応援に向かわなければなりません。
裏を返せば、呼ばれないような職人さんは、それなりのウデ・人柄ということです。

上の写真は打コン翌日の脱枠前のものです。
天候が思わしくなかったので、未だ水がぬけていないのが判ります。
下の写真は二日後で幾分水が抜けています。
型枠を外して貰い道路に向けて砕石を敷き込んで貰っています。
本来はガレージから道路に向けてコンクリートを打ちたかったのですが、道路で側溝工事が予定されていて、側溝が出来てからそのレベルに合わせて仕上げた方が綺麗になるということで、前面道路側はガレージのラインでコンクリートを止めて砕石敷きにとどめておき、コンクリート仕上げはⅡ期工事としました。

お施主様と職人さんと一緒に築いたプラン20

9月17日(木)
ガレージでは、お施主様が心待ちにされていた土間コンクリートの打設です。
ガレージ本体には生コンで汚れないように、マスカー(塗装工事の際によく目にするマスキングテープとポリシートを一体化させた物)で養生してあります。
写真が少し青みがかっているのにお気づきでしょうか?
この日は午後から天気が崩れる予報が出ていた為、雨の振り込みを抑えようとシャッター面をブルーシートで覆っています。

テラス・デッキエリアは一昨日のコンクリート打設後、型枠を外して養生中です。
写真からも未だ水分が抜けていないのがお判り頂けるでしょう。トラックのドア越しでは、左官さんが玄関ポーチに隣接して設置する花壇(化粧ブロック二段積み)の段取を始めています。
図面から地墨を出して、お施主様に位置と高さを確認して頂き、施工にかかります。
プラン作成の段階に、何度も図面上で確認して頂いているのですが、施工にかかる前には再度現地で最終確認して頂くことが重要だと、工事を重ねる度に痛感します。

お施主様と職人さんと一緒に築いたプラン19

9月15日(火)
ガレージでは二日後のコンクリート打設に向けて、ポリフィルム敷設・鉄筋組み・サイコロ間配り・止め枠組み工事です。
雨水侵入を防ぐ目的で、シャッターの座板部分で段差をつける為、ここにコンクリートを止める型枠を設けます。
ちなみに、鉄筋を組むところを御覧になられたことはありますか?
私、一度職人さんにお願いして結束線で鉄筋を結んだ事があるのですが、才能が欠落しているのを瞬時に悟りました。
本職がやってるのを見ると、
”ハッカーが生きてるんじゃない!”
みたいにクルクル回ってまるでたこ焼き屋さんがたこ焼き引っくり返しているみたいです。

テラス・デッキエリアは早朝から戦場と化していました。八時半着でレミコン車手配とすると、八時前から現場に入場し最後にもう一度入念なチェックを行なって、しばしの間静かにレミコン車の到着を待ちます。
この瞬間は、高揚感を抑えるように言葉少なでピリピリした空気が流れ、頭の中では打設のシミュレーションが始まっているのでしょう。
今回の打設では一部のみで一輪車を使い、他は写真のようなシュート打ちです。

お施主様と職人さんと一緒に築いたプラン18

9月14日(月)
テラス・デッキエリアは、翌日のデッキ下コンクリート打設を控え、ワイヤーメッシュ敷設・サイコロ(鉄筋のかぶり厚確保の為に 鉄筋の下に敷き込むコンクリートサイコロブロック)の間配り・シュート(コンクリートを送り込む時に使う半円形状の筒)の準備 と打コン前日の段取で大忙しです。
いざ打設となると待ったなしとなる為、段取しながらも見落としや間違いが無いかチェックを怠りません。
再度、手配する生コンの量やレミコン車の着時間・応援の職人さんへの確認TELなどバタバタです。
今回はテラスやフェンスの柱が多数あり傷付かないように、プチプチ(クリアバンボン)で柱脚を養生しています。

ガレージの隣ではカーポートの施工が始まりました。
風に強くコスパも良い⇒大衆食堂でいうところの生姜焼き定食的なイチオシの製品です。
サイズは二台用 間口・奥行共にゆったり目の6060(約6m真四角)です。
隣のガレージに合わせて建物側を水下にしています。
さて、ここで一つの疑問が生じます。
三台用のガレージに二台用のカーポートってこのお宅には、一体 何台の車があるのでしょう?

お施主様と職人さんと一緒に築いたプラン17

9月11日(金)
テラス・デッキエリアは、デッキ下コンクリートの下地調整も終わり、外周部の配筋と型枠セット中です。
コンパネ(コンクリート型枠パネル)には、仕上りを考慮してウレタン塗装パネルを使って貰っています。
また、流し込んだコンクリートの圧力に対して型枠を補強する為に、Pコン(プラスチックコーン)を使いました。
使用についてはお施主様に詳しく説明し、脱枠後にPコン跡を確認して頂いた上で、補修を行うか決めることにしました。

ガレージでは本体組立ても三日目となり、内部土間コンクリート打設後に施工するシャッター及びオプションの棚関係のパーツを除き、製品がほぼ組み上がりました。
後日施工のパーツについてはお施主様のご厚意に甘えて、支障のない場所に養生して置かせて頂きました。
一度引き揚げるとなると、積込み・集積の二度手間が増えるだけでなく、その際製品に傷を付けてしまうリスクも潜んでいる為、お施主様には感謝しております。