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お施主様と職人さんと一緒に築いたプラン19

9月15日(火)
ガレージでは二日後のコンクリート打設に向けて、ポリフィルム敷設・鉄筋組み・サイコロ間配り・止め枠組み工事です。
雨水侵入を防ぐ目的で、シャッターの座板部分で段差をつける為、ここにコンクリートを止める型枠を設けます。
ちなみに、鉄筋を組むところを御覧になられたことはありますか?
私、一度職人さんにお願いして結束線で鉄筋を結んだ事があるのですが、才能が欠落しているのを瞬時に悟りました。
本職がやってるのを見ると、
”ハッカーが生きてるんじゃない!”
みたいにクルクル回ってまるでたこ焼き屋さんがたこ焼き引っくり返しているみたいです。

テラス・デッキエリアは早朝から戦場と化していました。八時半着でレミコン車手配とすると、八時前から現場に入場し最後にもう一度入念なチェックを行なって、しばしの間静かにレミコン車の到着を待ちます。
この瞬間は、高揚感を抑えるように言葉少なでピリピリした空気が流れ、頭の中では打設のシミュレーションが始まっているのでしょう。
今回の打設では一部のみで一輪車を使い、他は写真のようなシュート打ちです。

お施主様と職人さんと一緒に築いたプラン18

9月14日(月)
テラス・デッキエリアは、翌日のデッキ下コンクリート打設を控え、ワイヤーメッシュ敷設・サイコロ(鉄筋のかぶり厚確保の為に 鉄筋の下に敷き込むコンクリートサイコロブロック)の間配り・シュート(コンクリートを送り込む時に使う半円形状の筒)の準備 と打コン前日の段取で大忙しです。
いざ打設となると待ったなしとなる為、段取しながらも見落としや間違いが無いかチェックを怠りません。
再度、手配する生コンの量やレミコン車の着時間・応援の職人さんへの確認TELなどバタバタです。
今回はテラスやフェンスの柱が多数あり傷付かないように、プチプチ(クリアバンボン)で柱脚を養生しています。

ガレージの隣ではカーポートの施工が始まりました。
風に強くコスパも良い⇒大衆食堂でいうところの生姜焼き定食的なイチオシの製品です。
サイズは二台用 間口・奥行共にゆったり目の6060(約6m真四角)です。
隣のガレージに合わせて建物側を水下にしています。
さて、ここで一つの疑問が生じます。
三台用のガレージに二台用のカーポートってこのお宅には、一体 何台の車があるのでしょう?

お施主様と職人さんと一緒に築いたプラン17

9月11日(金)
テラス・デッキエリアは、デッキ下コンクリートの下地調整も終わり、外周部の配筋と型枠セット中です。
コンパネ(コンクリート型枠パネル)には、仕上りを考慮してウレタン塗装パネルを使って貰っています。
また、流し込んだコンクリートの圧力に対して型枠を補強する為に、Pコン(プラスチックコーン)を使いました。
使用についてはお施主様に詳しく説明し、脱枠後にPコン跡を確認して頂いた上で、補修を行うか決めることにしました。

ガレージでは本体組立ても三日目となり、内部土間コンクリート打設後に施工するシャッター及びオプションの棚関係のパーツを除き、製品がほぼ組み上がりました。
後日施工のパーツについてはお施主様のご厚意に甘えて、支障のない場所に養生して置かせて頂きました。
一度引き揚げるとなると、積込み・集積の二度手間が増えるだけでなく、その際製品に傷を付けてしまうリスクも潜んでいる為、お施主様には感謝しております。

お施主様と職人さんと一緒に築いたプラン16

9月10日(木)
テラス・デッキエリアには、台風と工程の影響で長い間現場をあけて貰っていた左官さんが戻り、デッキ下コンクリートの下地調整です。
住宅基礎のチョークラインでレベルを確認し、最終調整を行います。
床屋さんでいうところの”店から出る前タオルで切った髪をはたき落とす直前に再度ハサミとクシを持ってチョコチョコってやる”あの感じです。
この後は配筋・型枠セットとなるので、その前にコンクリート打設位置の最終確認も忘れていません。

本体組立て二日目を迎えたガレージでは、背面から壁パネルが建て込まれて少しずつ完成後が想像出来るようになると同時に、昨日ところ狭しと搬入・集積されていた製品が減り、整然としてきました。
前面からの写真では”只今工事中”感があふれていますが、背面から眺めるとだいぶ工事が進んだように見えます。
連日猛暑の中、タオルをビショビショにしながらも工事を進めて下さった職人さん達、本当に有難う御座居ました。

お施主様と職人さんと一緒に築いたプラン15

9月9日(水)
午前中はテラス・デッキエリア外周のフェンス建て込みを終わらせます。
フェンス柱を仮に建て込み、フェンス本体を組み上げてから柱の根固めを行なうのが理想ですが、後工程の人工木デッキ幕板施工の際に一度外して再度組み上げる⇒いわゆる二度手間が生じてしまう為、今回の前工程では柱の建て込みと上部フレームつなぎにとどめておき、駅伝同様左官さんにたすきをつなぎます。

お昼前ガレージにはトラック二台分の製品が届き、敷地の全面道路側半分が製品で埋め尽くされました。
敷地に余裕がない場合は、使用する製品を順次持ち込まなければならない為、搬入手間もかさむのですが幸い今回は広大な敷地ですので、製品を直送しました。
但し、製品の集積については手順があって、先ずは製品に傷を付けない事が最優先です。次に、製品の種類ごとに振り分けながら、先に手にする物を前・上に、後からつかむ物を後ろ・下にスタックしていきます。
一つの製品には多数多種のパーツを使用しますが、初めて施工する製品も少なくないのに、迷うことなく振り分けて集積する職人さんには頭が上がりません。