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お施主様と職人さんと一緒に築いたプラン34

10月8日(木)
今日仁王立ちする門柱の足元では、三丁掛けのピンコロで飾り付けが始まりました。
ポーチ隣接部にも花壇があるのですが、ポーチ”ちきっと”手前の門柱廻りにも欲しいという奥様の御要望により、ピンコロで仕切って植栽帯を設けました。
丸みを付けてウェルカム感を出す為にピンコロを使い、手入れし易いように少し高くして欲しいという奥様の御要望から、三丁掛けを選択しました。
これでまた一つの音が加わり、ハーモニーに重厚さが増していきます。

華やかな植栽帯に目を奪われがちですが、その陰に隠れて、長く続く通路部分の下地調整と転圧が行われています。
これから長い年月を住まわれるこのお宅において、玄関・テラス・カーポート・勝手口・ガレージという五体をつなぐ重要なライフラインとなります。ちゃんと出来て当たり前=マストで正に”勝たなければならない”という使命を背負った角番の大関のようです。
そして、今日も手を抜くことなく黙々と作業に徹する達人28号でした。

お施主様と職人さんと一緒に築いたプラン33

10月7日(水)
写真をアップしていませんが、化粧砂利敷きゾーンでは昨日から敷き込み始めた防草シート+化粧砂利の工事も、ようやく今日で終わりとなります。
車を乗り入れするコンクリートゾーンとの境目には止め枠を設けて。コンクリート打設⇒養生の後、脱枠してから砂利を敷き込むのでその部分にはまだ防草シートが見えていますが、敷地奥の方は既に完成後の風景になりました。

昨日から施工開始の住居北面の物置設置工事は、本体組み上げが終了すると同時に、棚の設置を始めています。
今回は設置スペースの制約で、奥行きが2,250となった為、奥行き600と450mmの棚を向かい合わせに設置しました。
ガレージの棚板を設置する際も同様でしたが、お施主様に二段棚の設置高を確認してから据え付けていきます。
棚板は100mmピッチで設置可能で、後から移動させることも出来ます。
実際に置かれる物を入れてみないと判らないこともありますので。

お施主様と職人さんと一緒に築いたプラン32

10月6日(火)
化粧砂利敷きゾーンでは下地調整・転圧を済ませて、境界ブロック側から防草シートを敷き詰めています。
この後お昼位に、以前からご使用の物置を、ユニック車とリフトで移設することになっていて、設置場所周辺の工事を早目に済ませる必要がありました。
設置の際に少々ハプニングも生じましたが、多数の方の協力で無事移設することが出来ました。

住居北面では、青砂利敷きで化粧を整えたバトンを左官さんから引きついで物置設置工事が始まりました。
ガレージ内にも棚を設けたのですが、収納スペースを増やしたいという御要望から、物置を設置することになりました。
大きさは六畳強=私室より若干広めで、組み上げられていく様を眺めながらここで寝起きしているんだなぁ と、少々考え込んでしまいました。
写真には写っていませんが、当日はこの他に、ガレージ・カーポート・通路・テラスの照明器具設置工事を行ないました。

お施主様と職人さんと一緒に築いたプラン31

10月5日(月)
テラス・デッキエリアは、ステップとデッキフェンスを除き、午前中で人工木デッキの施工がようやく終了しました。
柱の養生材が少しウザイですが、文字通り”シアガッテます!”といった感じです。
エリア外周の高尺フェンス施工まで未だ少し間があるので、それまで傷が付かないように養生材に守ってもらいます。
施工を終えた職人さんは、こちらのエリアで施工を始める左官さんにトスして、ガレージ内に移動して棚の設置を始めています。
長い間ガレージ内に製品を集積して御迷惑をお掛けしましたがこれでようやくガレージ内がスッキリします。

化粧砂利敷きゾーンのトスを受け取った左官さんは、畑ゾーンとの見切りの枕木設置からスタートです。
こちらも、設置前お施主様に設置位置と高さを確認してからの作業です。
この畑ゾーンはお施主様が自ら設置されたもので工事期間中も早朝から水やりを欠かさず、”全集中”で野菜を栽培されていました。
お引き渡し後に訪問した際も、畑の話題でのその柔和な眼差しから、栽培している野菜への愛情が垣間見えました。

お施主様と職人さんと一緒に築いたプラン30

10月3日(土)
テラス・デッキエリアは、昨日午前中の束・大曳=構造材だけの殺風景の塊から一転、床板と幕板が施工され、また一歩完成に近付きました。
簡単そうに見えますが、通路の屋根同様こちらも障害物がハンパなく、テラスの柱・樋がデッキに食い込んでいるので、周りの補強や取合の処理が必要で、出幅も3パターンあるので各出幅毎に床板の組み合わせが異なり、床板の種類も増えるので難度も増します。
”施工面積が広い=作業がはかどる”という方程式が常に成立するとは限りませんが、”職人さん=尊敬に値する”という法則は揺るぎもしません。

一昨日から施工中だった住居北面から東面にかけての砂利敷きゾーンは、間配りと均しを繰り返した後、敷き込みが終えて散水しています。
職人さんの背中からは、ようやくこのゾーンの終わりが見えてきて”ホッと一息”といった安堵のようなものが伺えます。
砂利を積んだトラックが乗入れ出来るのは下の写真左側に見切れているテラスの手前までで、青砂利ゾーンが始まるレンガまで少なく見積もっても10m以上あります。そこから更に住居東面を通り北面への距離となるともはや天文学的な数字です。
ローマの砂利も一歩からです。