記事一覧

大事な愛車を守ってあげたい 長く乗るならカーポート 🚙

エクステリアもお任せ下さい。今回はカーポート設置工事をご紹介します。



 時空に歪みが生じているのかと思わせる程、休日の時間は瞬く間に過ぎゆき、気が付けばゴールデンウィーク後半の二日目。家族とお出かけの方、お一人で趣味に没頭されている方、お家でまったりとくつろがれている方。様々なシチュエーションで、楽しい瞬間を過ごされていることでしょう。
 が、悲しい事に施工事例製作者に休息は与えられません。G.W.のみならず、盆に正月もパソコンとにらめっこ。🎃ハロウィンだ 🎅クリスマスだ などとうかれている暇は無いのです。特に三月末から四月にかけて、二週間分あった事例の貯金を食いつぶしてしまい...。とうとう借金生活に突入し、気付けば投稿前日に事例を間に合わせるという有様です。”休めばいいじゃん❕” 同僚からの有難い言葉です。いやいや、休んでなんかいられません。何故❓ って、そこに写真とネタがある限り、事例を作り続けます。 って、著名な登山家が ”そこに山があるから” 的に語るかのような感じでしたが、そこは一つ おサッシ 下さい。





 さて、脈絡のない本文で尺を稼げたところで本題に入ります。
 三月後半にお客様からお電話を頂きました。こちらのお宅では、四年ほど前にリシェント勝手口ドアの工事でお世話になっていました。今回のご用件は、ご自宅ではなくお嬢様のお宅についてでした。カーポートの設置を検討されているとの事で、ご住所と連絡先をお伺いし、日時を調整の上、お宅を訪問させて頂きました。
 先ずは詳しくご要望をお伺いしました。車の台数としては二台用で、配置としてはアプローチの右手です。カーポートの設置後に土間コンクリートを打設される予定で、仕上りのレベルから10cmほど下げて整地されていました。先に打Conされていると、無駄にハツリ作業が生じ、ハツリ飛ばした柱脚部は補修に留まるので、そこだけ見た目が変わります。将来的にカーポート設置と打Conを視野に入れられている場合は、当面砂利敷設などで凌がれた方が良いでしょう。





 カーポートには製品ごとに規格サイズが設けられています。車の大きさも多様ですから、車の台数毎に、車の大きさに合うように、一定の寸法ごとに刻んだラインナップです。製品によっては、普通車だけではなく軽自動車を想定してサイズが揃えてあります。
 駐車スペースの計画上は、2.5mW×5mL程度を一台の目安とします。敷地の形状や建物の用途などの要因により、軽自動車限定を明示の上、専用スペースとされる場合もあります。これはあくまでも車を停めるスペースなので、カーポートのように柱が建つ場合は、その分余計にスペースを欲します。
 製品に関しては、未だ決めかねておいででした。こういう場合、弊社では迷うことなく折版カーポートをお勧めしています。ちなみに折板と表記されている事が多いのですが、金属板を折り曲げ加工した屋根材は折版だと教わったため、この表記としています。ググってみたら折半表記もありましたが、流石に割り勘は如何かと...。
 折板カーポートをお勧めする理由は、薄くて軽量の金属板を折り曲げ加工して強度が高めてあり、台風などの強風時にも安心です。
 よく台風シーズンに、屋根材が飛んだから と補修のご依頼を頂きます。しかし、フレームでもたせているポリカーボネート板とは異なり、フックボルトで締め付けているので心配無用。ですから、折版が飛んだから補修して というお電話を受けた記憶はありません。
 また、遮光タイプのスチール折版なら真夏でも熱がこもることはありません。勿論、夏の陽射しを受けて屋根材は熱くなっていますが、ポリカの様な採光タイプの屋根材とは異なり、光は通しません。光を通せば一部は熱に変わるので、必然カーポートに停めている車中も高温になります。
 以上の事由により、折版カーポートがイチ押しで、今回もご提案の結果、カーポートSWをご採用頂きました。間口的には約6mでも納まりましたが、隣地境界側に沿って設備配管が通っており、これを避ける為に1サイズ落として約5.5mとしました。長さの方も、約6mでも納まりましたが、車の大きさから約5.5mとしました。
 建物が淡い色なので、少し引き締める感じで製品カラーはオータムブラウン、折版カラーはブラウンです。工事完了後のファザードはなかなかイイ感じですよね。


 施工で腕を振るったのは、よくご覧になられているごひいきの方ならご存知の クマのプーさん こと エクステリアの達人 です。施工当日は雨が少しパラついて、工事の進捗状況が気になりましたが、そこは達人 心配無用でした。雨樋を除き、キッチリ二日で工事を済ませ、別途工事の土間コンクリート打設に舞台を譲ります。それから三日後に打Con・養生期間を経て雨樋を付けると、ようやく工事終了です。これから先、お客様の愛車を陽射し・雨・風から守ってくれるカーポートの完成です。
 今回も大変お世話になりました。エクステリア同様、マド専門店ですのでそちらの方も宜しくお願いします。
 それではまた、どちらかのお宅の事例案内でお会いしましょう。

カーポート 2×2=4台用は欲張りでしょうか?

今回は縦連棟のカーポートに関するご案内です。

 今回は、以前からお世話になっているお客様からのご紹介を頂いたお客様宅での、カーポート設置工事について、ご案内します。
 先ずはお客様に連絡を取り、ご希望の内容についてお伺いしました。現在カーポートは設置されておらず、バイク用のガレージを置かれているとの事でした。今回設置を検討されているカーポートの中に、そのガレージ移設を望まれていました。床も土間コンクリートではなくアスファルト。ガレージ移設とアスファルトは別途工事 という事で、ある程度プランは固まっていました。
 他の工事も同様だとは思いますが、外構工事は現地を見てみなければ設置可能かどうかの判断がつきません。障害になるものが無いとも限りませんので。そこで訪問日時を調整した上で、お宅にお伺いしてみました。

 こちらの敷地は広さ的に申し分なく、車の駐車スペース+バイク用ガレージのスペースを確保してあり余るほどです。2台用の間口6m、奥行は余裕のある6mをWとして6m+6mの縦連棟、いわゆるかけ算の二の段 2×2=4台用のたっぷりサイズです。
 カーポートの下にはバイク用ガレージが滑り込むので、標準柱より20cm背伸びしてロング柱の2.5m、製品色はシュッとした感じのシャイングレー。製品は泣く子も黙るカーポートSW、折版タイプで耐風圧強度も高く、台風が来ても安心して高枕で爆睡を堪能出来ます。
 と、ここまでは全く危惧する点はありません。それどころか時間をかけて製品を絞り込んでいく過程をスキップ出来るので、担当者としては大助かりです。しかし、お天道様はちゃんと見てました。片目をつぶってくれても良さそうですが、あくまでも万人に対して公平でした。

 今回設置するのはカーポートSWです。間口6m・奥行6mの2台用を奥行方向に二つつなげた縦2連棟です。柱は間口方向の両端に各4本の計8本建てます。この柱の頭を奥行方向の横架材=梁でつなぎます。柱の大きさは125×110mm、梁の大きさはそれを上回る120×200mmと、見た目からもその安定感・強度はうかがい知れます。
 住宅の場合には奥行方向の横架材として桁を入れるのですが、SWの場合は桁は入れません。(ちなみに柱の位置決めを容易にするためにオプションとして、奥行方向に入れる横材が準備されていますが、強度を期待出来る程の断面ではありません。)全てのカーポートが同様という程筆者が精通している訳ではありません。が、一般的に奥行方向については、葺く屋根材で強度を確保しているのではないかと思います。屋根材が折版の場合はそれ自体が強度を持っています。ポリカードネートなどを葺く場合はそれ自体の強度は見込めないので、母屋や垂木によって強度を補填しています。
 通常施工の場合は、柱を建て込む際に適正な根入れ寸法も含めた設置高を確認しながら建て込み、建ち・通りを補正します。次に横架材の梁で柱の頭をつないで、間口方向の通りを出します。その後、一枚目の折版と側枠によって、矩のてを出します。この時点で三次元の狂いをなくします。
 ところが、今回は先行して柱だけ建て込み、アスファルト施工とバイク用ガレージ移設後に、梁入れや折版葺きなどの後工事を行なうというお題を頂戴しました。先に梁や折版を施工してしまうと、アスファルト施工時の重機が進入を拒まれます。また、移設の為にガレージを抱えたリフトが、カーポートの手前で門前払いを喰らってしまうからです。計画段階において、担当者とエクステリアの達人としてお馴染みのクマのプーさんとで、再三意見を交わしました。
 そこで柱を建て込んだ後に、重機やリフトの振動により建ちが狂わないよう、柱脚と仮枠をクランプでを入念に固めて、後工事に備えました。
 後工事で再度現場入りするまでは心配で食事が喉を通らず、結果的にダイエットという恩恵を授かる形となった達人。苦心して施した予防策の甲斐もあり、無事カーポート設置工事を終えることが出来ました。流石 達人が達人たる所以ですね。

 お客様としては、多少無茶ぶり感の否めないお題を出されていたので、出来上がりを懸念されていたのではないでしょうか。それだけに、ピシャリと仕上がったカーポートにとてもご満悦の様でした。これからは充実したバイクとのプライベートタイムを、御存分にご堪能下さい。
 今回も大変お世話になりました。担当者・達人と共に。深く御礼を申し上げます。
 それではまた、どちらかのお宅の事例案内でお会いしましょう。

雨が降り 風が吹き 泣きたい車体 風強い雨の日は躰も濡れる 屋根かけて 壁建てて 愛車には がれ~じ

今回はガレージ設置をしたいというご依頼を賜った際のお話です。

 今回ご依頼頂いたお施主様の敷地内には、諸般の事情により駐車スペースを設けることが出来なかったそうで、近くの駐車場を借りて車を停められていたそうです。
 その駐車場には屋根が掛かっておらず、大事な愛車は、日々天日・雨露・風にさらされ続けていました。事情による露天駐車 やむを得ないのでしょうが、当然車の痛み方は早くなります。
 大事な愛車に長く乗られたいのであれば、せめてカーポート、予算が許せばガレージで愛車を甘やかしてあげて欲しいものです。
 車だって、愛を欲しているでしょうから!

 ようやく思い立たれたお施主様は、この度近くに駐車スペースを準備され、大事な愛車を守るべく、ガレージ設置を決断されました。
 さて、腹をくくったはいいが、工事を何処に頼んだもんか?と悩まれて、インターネットで色々と探されたようです。その際に、弊社のページを見られたのがご縁で、今回のご依頼となりました。
 工事内容としては、ガレージ設置とガレージ内から前面道路接道面までの土間コンクリート工事となります。
 先ずは、車の台数と大きさからガレージのサイズを決定し、アクセントとなるシャッターの色を選択します。
  次に数あるオプションの選択です。ハンバーガーショップで云うところの、メインのハンバーガーを注文した後のご一緒にポテトは如何ですか?的なヤツです。今回の場合、ご自宅は別の敷地となるので、車・人共にシャッターからの出入りとなりますから、引戸やドアなどの補助の出入口は不要となります。
 オプションの中では、他は捨て置いてでもシャッター補強パーツはゲットすべきでしょう。
 後はお施主様のニーズに合わせて棚や換気扇、換気ガラリや明り採りなど、メーカーさんがあの手この手を駆使してお施主様のお財布のヒモを狙いに来ます。

 今回設置されたのは、約6,600W×6,300D×2,600H(水上)の二台用です。何と12坪超えの広々としたガレージで、私のお部屋の四倍を軽く上回りました。つまり、これだけの広いスペースを与えられる愛車二台と比べたら、私一人の価値は軽く四分の一を下回るということでしょう。
 悲しい現実から目を背ける為にスペック紹介を続けると、必須のシャッター補強と小窓二ヶ所のみのオプション選択となりました。
 工事はガレージの遣り方に続きガレージ基礎工事、今回はCB積みではなく、型枠を組み鉄筋を配筋して打Conする布基礎です。その後は土間コンクリート仕上げとなるゾーンの下地調整・転圧です。今回は二台用なのでシャッターが付く前面には真ん中に中柱が建つ為、中柱部の床掘とベースConを打設します。
 この後は、ガレージ本体を設置する業者さんとバトンタッチ。こちらは弊社エクステリア施工事例で常に主役を演じるエクステリアの達人こと くまのプーさん 
です。今回も、颯爽と現れたかと思ったら、あっという間に組上げてちゃっちゃと完工。あんまり速いとお巡りさんに捕まっちゃいますョ!
 ガレージ本体設置後は再び選手交代です。今回はガレージ内に水が入らない様にシャッターを境としてドマConに段差を付けるので、コンクリートは二度打ちとします。一度目はガレージ内部で段差を付けるラインは枠留めとします。屋根壁・シャッターに覆われているのですが、水が入ると抜けず、乾くまでシャッターを開けっ放しにしないといけなくなるので、水勾配は少なくとも1%は欲しい所です。
 打Con前に配筋しますが、こちらは重量がかさむ車輛でもないので、ワイヤーメッシュ筋とします。コンクリートのかぶり厚を確保する為のサイコロは、転倒の可能性もあるので、打Con当日敷設します。
 一度目の打Con後は、養生期間中に二度目の打Con準備です。
 二度目の打Con後養生期間を経て、シャッターを吊り込めば、待望のガレージの完成です。

 十月初旬に無事工事が終了し、お施主様へのお引渡しに伺いました。今までは、愛車に雨ざらしという悲しい想いを強いて来られたのを悔いる様な眼差しで ”これからはお互い濡れずに済むから” と快適なカーライフに思いをはせる様なお施主様でした。
 これからは、今までの分 倍返しでCarさんに愛情を注いであげて下さい。

古き良き昭和のシャッター

今回は長年使ってこられた車庫のシャッターを取替える際のお話です。


こちらは長年母屋に従い、お施主様の大切な愛車を守り続けてきた車庫で、一目見ただけで古き良き時代 昭和 の臭いが香り立ってきます。
既にウン十年の長きにわたり、苦楽を共に過ごしてこられただけに、修理で済むのであればという思いも頷けます。
しかし、御覧になられたらお判りいただける様にスラットが消耗しきっていて、身を粉にして主君に使え続けている今日です。最近ではお施主様も開閉時の重さに苦痛を感じるようになり、今回のお問合せとなったそうです。

早速お宅にお邪魔して、対象の車庫を拝見させて頂きました。確かにシャッターの動きは重く、これでは車でのお出かけもおっくうになりそうな位です。特にお施主様は既に70代になられていて、この開閉に伴なう動作は苦痛以外の何物でもありません。いつ替える?今でしょ!案件です。
シャッターは建てられてからず~っと働き詰めだったのは誰の目にも明らかですが、外壁のリブ波トタンはそう色褪せした風でもなく、とてもン十年経ったとは思えません。恐らく張り替えてからそう長くは経っていないでしょう。
であれば、この際シャッターもということで、御見積を提出した後に取替える事になりました。今までご苦労様でした。

シャッターは、現地採寸後正式に発注をかけてから納期が必要になります。今回も、待つこと約20日、ようやく真新しいシャッターのお出ましです。廻りが落ち着きのある木目調なので、スッキリとしたアイボリーホワイトとのマッチングは絶妙です。何か、一見新しいガレージを建てたようにさえ見えます。
そして、何と言っても開閉時の軽さ、今まで岩でも抱えていたのでは...と思うくらいにスルスルとスムーズに動きます。早く思い立てば良かった御施主様は少し後悔されたようでしたが、この先充分にその恩恵に授かることが出来るのですかそう嘆かれる事も無いでしょう。
二代目シャッターもまた、長きにわたりご愛用頂けると幸いです。
どうか、可愛がってあげて下さい。

飾りじゃないのよ柱はha-han 穴掘るだけならいいけどto-ho 斫りが要るのヨ土間コンki-tu

今回は、昨年の冬に作業場新設工事でお世話 になったお客様から、次のお声掛けをして頂い た際のお話です。

こちらは、昨年新たに仕事を始めるので作業場を欲しておられたお客様のお宅です。今回はカーポートを御所望ということで、訪問日時を調整の上、お邪魔して詳しくお話を伺いました。
先ずは敷地に入ってグルッと見渡すと、あちらこちらに普通車や軽トラック、農作業車等が多数置かれていました。敷地内には大きな納屋が二つあって、所定の場所は決められていなかった様です。
今回対象となる車輛は、農作業車が家主として定住が決まっているものの、もう一台の相席する車輛はフリーといったご様子でした。

カーポートそのものへのご要望については、台風が来ても慌てなくて済む様にと、ご近所にも設置されている折版タイプを希望されていました。現物を見られた上での御希望なので、折版タイプで決め打ちとなります。
サイズ的には二台用の中で、カーポート設置位置及び母屋と納屋との位置関係、駐車する頻度が高そうな車輛のサイズから55-55型となりました。
農作業車輛はたっぱがあり、流石に標準柱という訳にはいかず200mmだけノッポのロング柱25としました。
母屋・納屋共に重厚感のある色合いの為、重過ぎにならない様にシャイングレーでちょっぴりアーバン且つ先進的に。

グズグズの梅雨も明け、製品も入荷し
いよいよ工事スタートです。
今回の折版タイプは弊社イチ押しの製品でエクステリアの達人にとって造作もない事ですが、さにあらずと立ちはだかる敵は、真夏の斫り作業でした。
容赦なく体力と水分、挙句の果てには精神力まで奪ってしまい、作業が終わる頃には廃人と化してしまいます。
達人の日頃の行いが良いのか、今回四本柱のうち斫りは一本のみで、多少メンタルを削られたものの、無事工事を完了出来ました。この工事は風にも影響を受け易く、天候に恵まれたのは幸いでした。この後、知人の方に土間コン仕上げを頼まれているそうです。
完工が待ち遠し気なお客様でした。

ページ移動