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内窓二つと洋式便器一つ下さい リノベエコEセットがお一つですね ご一緒に玄関ドアはいかがですか❓

今回は内窓設置と便器取替のトイレリフォーム案件のご紹介です。

 こちらのお宅は、昨年の九月にもお世話になっておりました。一階トイレのリフォームです。便器取替に伴い、床のクッションフロアーも張替えました。便器はLIXILさんのキャビネット付リフォレを設置しました。便器取替に際して電源が必要となった為、併せて電気配線工事を行ない、コンセントも新設していました。
 今回は二階トイレの便器取替ということでお声が掛かりました。お勧めの便器についてご説明する際に、三月末頃から申請受付開始予定の補助金についてご案内しました。便器取替だけでは補助対象となりませんが、同時に内窓を設置する事で条件を満たせば、窓リノベ24や子育てエコの補助金が活用できる旨を伝えてお勧めしたのです。補助金が出るのであれば ということで、とりあえずは見積をさせて頂くことになりました。

 内窓設置の対象ですが、当初の見積時点では二階のトイレと一階の大小トイレ、脱衣所の外窓でした。これに玄関と廊下、お風呂とキッチンに収納スペースを加えると空調対象から仲間外れにされた部屋をほぼ網羅出来ます。
 見積に際しては、掛かる費用と補助予定額の双方を算出し、プレゼンテーションの際に実質負担額を顕在化させます。昨年に比べると補助率が下がりましたが、製品価格が高目のカバー工法の外窓交換や、はつった後の補修を伴う外窓交換に比べれば、内窓設置に掛かる手出しは少額に抑えることが出来ます。あくまでも健全な外窓・躯体であることが前提ではありますが。
 見積書と補助金試算書を見られて、すぐに補助率の高さについてはご理解して頂けました。但し、便器の取替費用もそれなりに掛かるので、今回は一階小トイレと不思議ではありますが今回便器を取替える二階トイレの内窓設置は見送られました。それでも、昨年便器を取替済みの一階大トイレと脱衣所合わせて二箇所の内窓設置により、窓リノベ24の申請下限額五万円はクリアするので、便器交換についても子育てエコの申請が可能となります。

 発注前には製品色やガラスの種類等を再確認し、念には念を ということで、内窓設置箇所についてはもう一度採寸を行ないました。弊社で励行している三回チェックというやつです。
 現在のところ未だ申請受付開始前なので、発注から実質二週間ほどで製品は入荷しています。朝早くに入荷したばかりの製品をトラックに積んで、お客様宅へと出発します。
 到着するとお客様に一声かけてから準備を整えます。補助金申請に必要となるので施工前後の写真撮影はMUSTです。
 取付ける際には窓枠の見込を確認し、内窓の枠からのチリ寸法を決めます。取付けに使用するビスに適合したビットを手にして摩耗していないかを確認します。ビスを締め付ける際には設定したチリ寸法からズレない様に慎重に作業します。取付後は外窓のクレセントが内窓の障子に干渉していないことも確認します。

 取付後に調整・確認作業を済ませると、施工後の写真撮影を行ない、片付け・清掃の後にお客様にご挨拶をしてお宅を後にします。
 今回の工事では見送られましたが、今年度の補助金申請受付は未だ始まってさえいません。上限は200万円ですので、設置されたお部屋での効果を見極めて頂き、二階トイレとお風呂についても、ゆっくりとご検討下さい。
 今回も大変お世話になりました。
 それではまた、どちらかのお宅の事例案内でお会いしましょう。