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内窓で 支援 Come back❗

今回は玄関引戸の不具合が転じて、補助金を活用して内窓設置に至ったお話です。今年も申請支援させて頂きますよ✋

 玄関引戸がゴトゴト音がして重い そんなお電話を頂いたのは昨年12月26日のことでした。不具合を抱えたまま年越し という訳にもいかないので、即日対応にお伺いしました。ご挨拶の後、早速調整をしました。以前にも不具合が生じていて、既に戸車は一度取替えていました。
 調整を済ませた後、次年度の補助金活用について案内をさせて頂きました。とても補助率が高いとお伝えしたところ、興味を示されたので、後日営業の者と再訪させて頂くことにして、お宅を後にしました。
 年が明けて1月、営業担当者と共にお宅を訪ねました。お話によると、前に玄関とサッシ数本取替のリフォームをされていました。複層ガラスのサッシに取替えた後は、隣接する機械音が和らいだそうです。しかし、それから20年ほどの歳月が流れ、建物の傾きや歪みが気になり始め、隙間風も感じるようになったそうです。

 特に、奥様はアレルギーに悩まれていて、外窓の気密性を補填する為に、内窓設置をお勧めして、不具合が生じた玄関引戸と共にお見積りさせて頂く事になりました。お話の後、玄関引戸と設置希望の二箇所の窓の現況確認と採寸を済ませると、早速見積と補助金試算にかかりました。
 後日見積書持参を持参してお宅を訪れ、玄関引戸と内窓に付いてご提案しました。玄関引戸については経年のわりには本体の傷みも少なく危急でない事と、窓に比べて補助率が低い事もあり、今回は見送られました。
 内窓については、案内の通り補助率の高さを認めて頂き、内窓設置の運びとなりました。窓リノベ24の申請受付開始は未だ二ヶ月ほど先の為、発注から実質二週間後には製品が入荷しました。

 一箇所目の西側の窓は部屋の入隅に取付けられていて、内観左側は窓枠を入れる事が出来ずに見切りで納めてありました。内窓の枠を取付けられるか下地の確認が必要です。また、見切りの内側に枠を取付ける事になるので、見込が不足しないかもチェックします。但し、見切りの見込寸法分だけ外窓と内窓の間に離隔が生じるので、外窓のクレセントが内窓に干渉するリスクが少なくなります。
 二箇所目は居間の窓です。こちらはブラインドが内付け(天井付け)してありました。今回の工事で、窓枠の内側の見込部分は内窓に占有されてしまうので、ブラインドは立ち退きを要求されます。窓枠の上のまぐさに固定したいのですが、窓枠真上の棚が引っ越しを拒みます。窓枠がMDF基盤であれば四面楚歌でしたが、造作用集成材(俗称:フリー板)だったので、窓枠に正面付け(壁付け)で移設しました。

 ブラインド脱着などもあって工事には半日ほど要しました。お客様から、西側の窓は日差しが強く断熱性に劣り、今の窓は結露が酷かったので、内窓設置の効果に期待していると伺いました。後日感想を伺ったところ、断熱性も良くなり結露も解消されたと喜ばれていました。
 先日お支払いの際にご来店された際、弊社看板娘との会話の中でも内窓設置には満足されていたようです。そして、次はお風呂が気になっているけどご主人の方が... ともこぼされていたようです。
 今回も大変お世話になりました。
それではまた、どちらかのお宅の事例案内でお会いしましょう。