昨年多数取付けさせて頂いたインプラスのお話です。
いや~、多い多いとは思っていましたが、指折り数えてみたところ、2023年一年間で288本ものインプラスを設置していました。一月当たり24本も取り付けていたことになります。これは、前年までの履歴を調べることなく2023住宅省エネキャンペーンの補助金活用に起因していて、申請受付前の1~2月を除けば月28本超と、30本目前の数字となります。
一回の工事において取付けた本数も約5本で、小窓の場合は申請下限額の5万円をクリアするためには最低二本以上の設置が必要となり、史上最高の補助率のチャンスを活用して、せめて在室時間の長い部屋だけでも取付けておこうといった思惑から、本数が多くなったのではないでしょうか。
また、一回目の工事後に間をおいてリピートされるお客様も少なくありませんでした。一回目は必要最低限の窓に設置対象を絞っていたところ、設置後の効果を実感されて、 ”未だ補助金は活用出来るか?” といったお問合せも頂きました。当然上限額の200万円までは申請可能である旨をお伝えして、二杯目のおかわりへと手をのばして頂きました。
その他にも、2023年の補助金活用には至らなかったけれど、2024年も補助金が続くと案内して貰ったので、申請開始前の今のうちに、どの窓に付けるか検討しておきます という方や、とても満足していて知人にも勧めたら前向きに検討しているので、今度話を聞きに行って欲しい とおっしゃる方、とどめは既に
再度のおかわりを決断された方もいらっしゃいました。
2023年と2024年とでは製品によって補助率は異なりますが、依然として過去にない高さの補助率であることに変わりはなく、最大限且つ有効に活用されることをお勧めします。
自己負担いわゆる手出しは約半分ですが、断熱などの得られる効果は目減りすることなく100%で、高騰する電気代の抑制効果を考えれば、そう長くはない将来、実質負担ゼロとなります。補助金 活用しない手はないでしょう!
こちらのお宅は以前からお付き合いさせて頂いている電気屋さんにご紹介して頂き、補助金を活用した内窓設置による断熱化をお勧めしたところ、大変興味を示されていました。早速、現調・見積・補助予定総額試算を済ませてプレゼンテーション、補助率の高さに驚かれて直ちにご用命となりました。
今回のお宅では15箇所の外窓に、インプラスを取付けさせて頂きました。これは、2023年に弊社が一回の工事内に設置した本数の中では二番目に多く、一番多かったのは16本でした。これだけの数となると、ほぼほぼ家一棟全てが二重窓になったのではないでしょうか。
流石に15箇所もの外窓が設置対象となると、必然的に家中全てを走破する事になり、現調にも相応の時間を必要とします。新築とは異なり、改修工事は現状・既存を把握する重責を負っていて、見落としは命取りとなる為、細心の注意を払って遂行します。
一ヶ月半ほどの納期を経て入荷した製品は、工場でわずか一日の休息を取り、翌日お客様のお宅へと搬送されました。
工事においては、15箇所の外窓のうち過半の八ヶ所のクレセントが内窓設置により操作に支障をきたす為、干渉しないものと取替えました。設置本数が多いので三人のパワープレイとし、半日強で無事完工しました。
工事の際は、注意すべき作業や次の工事、会社からかかってくる即対応物件などで心にゆとりがないこともあるのですが、こちらのお宅ように窓から飛び込んでくるのどかな風景には心が癒され、いつしか平穏な自分を取り戻すことが出来ます。
今回も、大変お世話になりました。内窓設置により、暖かい冬をお過ごし下さい。
それではまた、どちらかのお宅の事例案内でお会いしましょう。