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空き巣・台風門前払い 備えあれば患いなし 雨戸付サッシ取替

冬場ではありますが、雨戸付サッシの取替です。

 今年7月以降は自社の業務内容をご紹介すべく施工事例製作に注力し、クリスマスの今日、約半年かけて50件目の投稿に至りました。インターネット上での事例紹介を快諾して頂きましたお客様、忙しい時でも写真を撮り、お客様とのエピソードや現場特有の裏話などをひねり出してくれた同僚、そして何より私立理系出身故に稚拙な内容となってしまう製作事例にも関わらず、投稿の許可をして下さった代表に、この場をお借りして深く御礼申し上げます。
 (ここで、オフレコの話なのでお口にチャックして頂きたいのですが、この事例の製作直前に体調を崩し、病院での診察の結果二度目の帯状疱疹に掛かっていることが判明し、現在服薬と通院しての化学療法により治療中です。社内では水疱瘡にかかったことのない方にうつさない様、患部である首をネックウォーマーで覆い、マスクを贅沢に二枚使い、手には使い捨て手袋をして、万全の感染対策の上、出社しています。もう少し休養するように指示を受けたのですが、施工事例を絶やす訳にはいかないので、体調変化には十分配慮しつつ業務をこなしております。いつにもましてとりとめのない文章となしますが、そこは一つ、 おサッシ 下さい。)
 さて、半年で50本の施工事例をご紹介してきた訳ですが、振り返ってみると、インプラス・リシェント・ハツリを伴う外窓交換など補助金に絡んだものが大半を占めていました。カバー工法のリプラスが少なかったのは残念な気もしますが、製品の選択は現地の状況に大きく左右されるので、やむを得ない部分もあります。
 また、個人的にはエクステリア事業部在籍という立場上、もっとたくさん外構工事の事例をご紹介出来たら...と感じました。(エクステリアの達人 プーさん の活躍をもっと一杯見て頂きたかった!)

 ハツリを伴う外窓交換についてですが、昨年まで大勢を占めた一般複層ガラスとは変わって、費用対効果の良い補助対象のスペックとする為に、アルゴンガス入りのLow-Eガラスの選択が欠かせませんでした。
 中でもシャッター付サッシや雨戸付サッシの事例が多数を占め、直近は冬場だというのに、雨戸付サッシの事例が続き、満足のいくタイトルが思い浮かばず、語彙力の貧困さに直面しています。(もっと、国語を勉強しておけば...もっと本を読んでおけばよかった...と悔いても詮無き事)
 補助金の影響もあるのでしょうが、防災意識が高まっているのでは⁈と思うこともあります。
 ご依頼を頂くお客様は高齢の方が多く、未だお若い時に新築されて齢を重ねられ、気が付けばご自分の年齢同様サッシも相応の年数を経てしまっているというケースが多く見られました。
 思い通りに動けた昔とは違い、台風などの有事にバタバタと慌てたくない、否、悲しいかな慌てられなくなってしまっていて、平時の冬場に来年の有事に対処するべく、先手を打って防災対策を、ということでシャッター付サッシや雨戸付サッシの取替を思い立たれているのかもしれません。適切な例が思い浮かばないのですが、若年者がキリギリスであれば、ご高齢の方はアリ といったところでしょうか?全ての人が一様という訳ではありませんので、ご容赦ください。

 それから、レジ横のついで買いの様な事例も多く見られました。
 工事着手の前か後かは別として、サッシ工事と共に他の工事を賜るケースです。網戸張替や硝子割替、錠前や戸車などの部品交換は勿論、床のぶわつきや天井・壁の雨ジミなどのリフォーム、システムバスやシステムキッチン・洗面化粧台に便器・手洗い・高効率給湯器などの取替など様々な ”この際一緒に” のプラス工事をさせて頂きました。
 マド専門店ではありますが、建材・住設機器・外構製品など様々な商品を取り扱っているのみならず、自社に大工さんがいて外構工事専門の業者さんもいるので、材・工共に様々なご要望に対しての対応が可能です。
 こちらのお宅では今夏に、倉庫の出入口や窓さらには勝手口サッシの取替、広縁のフローリングとクロスの張替、屋外の歩行補助手摺設置と、サッシ・改修・外構など様々な工事でお世話になりました。
 工事完了から未だ日が浅いのですが、今回は2間4枚建掃出の雨戸付サッシ取替工事で声を掛けて頂きました。

 今回もついでに と お縁の床板張替と床の間の地板の張替の依頼を受けました。一見腐朽しているようには思えなかったのですが、歩を進めると地板がぶわついていました。足を滑らせながら根太の位置を探り荷重をかけてみたところレスポンスが良く、根太は生きていたので、地板のみの張替で済みました。
 人の齢と同じく、建物も齢を重ねています。ご自分の身体同様に愛情を注ぎ、輝きを取り戻したご自慢のお縁と床の間に、お客様も大変満足して頂けた様にお見受けしました。
 今回も、大変お世話になりました。
 そして、今回もとっても 巧みな 大工さん でした。
 それではまた、どちらかのお宅の事例案内でお会いしましょう。