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構想半年 工事一日 お待たせインプラス

6月から半年ぶりに待望の内窓を設置しました。

 こちらのお宅では今年の6月に窓リノベ補助金を活用して内窓を設置されました。設置内容は、和室・寝室・台所などに開き窓×1・Fix窓×7・引違窓×7の計15本 と、弊社が今年度補助金申請させて頂いた中でも多い方となります。
 既に相談される前から熟考を重ねられていて、想定される予算の範囲内で、どの窓に付けようかと迷われていました。(ある意味でこのあれこれ悩む時間が一番楽しいのでは?)
 この時、南に面するLDKの2枚建テラスへの設置も検討されていましたが、外窓が網入ガラスやLow-Eガラスの場合には熱割れの恐れがある点についてご説明させて頂き、設置対象からは外れることになりました。
 流石にもうお腹いっぱいで、今年度の補助金を活用されることはないだろうと思っていました。油断大敵ってやつです。
 ところが、10月末にお問合せのご連絡を頂きました。お問合せの内容は、食器洗い乾燥機とIHクッキングヒーターの取替についてでした。弊社、マド専門店ではありますが、マドだけにとどまらず、住まいに関するあんなことからこんなことまで えっ、どんなことまでしてるの? ナニッ、そんなことまで? と ”こそあど”系をすべて使いきるくらい、何でもやっていますので、お見知りおきを‼

 早速お宅にお邪魔して既設の機器を見せて頂いた後、ご希望の新設機器について伺いました。食洗乾については、既設の機器は食器洗い機で乾燥機能が付いておらず、経年もあって取替を考えておいででした。
 会話の途中で再度内窓の話題になり、前回活用された補助金の額が上限の半分にも満たないことをお伝えすると、前回叶わなかった南に面するLDKの2枚建テラスへの設置や、設置を見送った居室や浴室も含めた水回り、現在は納戸としてお使いのお部屋まで、計13箇所への内窓設置の夢が再燃してきました。
 ということで、取替希望の水回りの機器も含めてご希望に沿った内容でお見積りさせて頂き、補助予想金額を差し引いた実質負担額をご提示しました。
 前回の工事は6月だったので、この時点では既に補助金が交付されており、こちらも工事へと後押ししてくれました。
 この時点で、窓リノベ戸建住宅の申請率は80%に到達しておらず、インプラスの納期も短くなっていて、申請締切りまでは未だ余裕があることから、十分にご検討して頂き、11月20日正式に工事請負契約締結の日を迎えました。
 間違いのない様に留意しつつも速やかに発注業務を経て、12月7日に製品入荷となりました。

 12月初旬は、社内において補助金活用のラストスパートに差し掛かっており、最終コーナーを回って視界にゴールが見え始めていて、当然工事が殺到し、業務従事者が普段にも増して険しい形相となっていました。
 それでも、工事予定の書き込まれたホワイトボードの一画に隙間をこじ開け、工事をねじ込み、入荷翌日の8日に内窓設置工事を行ないました。
 6月の本数も合わせると、総数28箇所の外窓に内窓を付けたことになり、社内において今年度補助金活用の金字塔となりました。と同時に、施工事例製作時にどの写真をメインや声に据えて、施工前後のどの順番にするかについてはいつも頭を痛めていて、業務の傍らの撮影の為、なかなかGoodShotにお目に掛かれないのですが、28箇所の写真ですからビフォーアフターだけでも56枚もあり、嬉しい悲鳴をあげながらのセレクトとなりました。
 今回特筆すべきは浴室に付いている窓の数で、通常一つのお宅が多いのですが、こちらのお宅何と三つも付いていました。開口部はヒートロスが大きいので、真冬の入浴はしんどかったと思いますが、内窓設置により熱損失が激減し、おっくうで苦痛だったバスタイムが待ち遠しくなり、長風呂になること間違いなしです。お風呂に入る順番でもめたりなさらない様にして下さいね。
 工事は無事一日で終了し、当夜は浴室で鼻歌がこだましていたのでは?

 二回にわたる工事を経て、お客様には大変ご満足して頂けたようで、 ”とっても良くなりました。大変満足しています。本当に有難う御座いました。何かあったらまたお願いします。” と、💮を頂き、担当者の歓びもひとしおでした。
 いえいえ、こちらこそ一年に二度もご用命して頂き、有難う御座いました。何かありましたら伺いますので、ご連絡下さい。
 大変お世話になりました。
 それではまた、どちらかのお宅の事例案内でお会いしましょう。