玄関引戸 窓 に続いて最後に登場するのは 勝手口ドアです。
三話目にして、惜しまれつつ最終回を迎えるこのお宅での工事ですが、大トリを飾るのは勝手口ドアです。
前回の二話目までは秘匿工事として伏せていましたが、ご来店時のやりたいものリストにおいて二番目にランクインしていたのは勝手口ドアでした。こちらについても事前学習の成果に非の打ちどころはなく、最初からリシェント勝手口ドアで断熱する と、固い決意のようなものさえ感じました。
それ以外にも、流し台のフロアーユニット取替を希望されていましたが、あまり大っぴらにできない大人の事情ってやつが御座いまして、そこんとこは一つ おサッシ下さい。(これだから、大人になんかなりたくない)
また、トイレ簡易水栓便器取替や浄化槽工事のご相談も賜ったのですが、こちらについては施工面において少々課題が残っておりますので、今しばらくご猶予を頂けるようにお願いしました。
生ゴミを出しに行ったり食材買い出しの際の搬入経路として、キッチンに設けられることの多い勝手口。引戸を希望される方もいらっしゃいますが、数的優位なのはドアです。
ご家庭で水回りの作業に従事される方にとって、昔ながらのキッチンは虐げられた場所というイメージをぬぐい切れないでしょう。建築基準法2条4号においては 人が継続して使用する室=居室 に属している台所ですが、DKやLDKなどの室名でダイニングやリビングと相席させられて一室として扱われ、それらの恵まれた環境に比べて、待遇の劣る事甚だしい。
冬、後ろ髪を引かれながらも温かい布団に別れを告げ、未だ温まっていない流しに向かい、足元の冷たさ🥶と闘いながらの朝食の準備。陽が落ちるのが遅い夏の夕げ、どうせ汗だくになるからとお風呂を後回しにて ”夕飯まだぁ~🤬” などという心無い言葉を聞き流しながら😠、調理の際の熱風🥵に挑まなければなりません。
スポット空調などにより環境は改善されますが、その分電力会社への支払いがかさみます。
先ずは、開口部を断熱化する事で、イニシャルコストは高くつきますがエアコンの電気代=ランニングコストを抑える事ができます。👛
今回の様に採風機構付にすれば、上げ下げ窓により、温度差による重力換気が見込めるので、中間期の電気代削減に効果的です。👛
また、腰上腰下共にガラスにすれば光を採り込む事が出来るので、日中照明器具に頼らずに済み、こちらでも電気代を節約できます。👛
今回選ばれたのは、断熱仕様 デザインはスリムな横格子のH型 Low-Eによりさらなる断熱といったメンバーです。
設置箇所の納まり上、三方リブをカットしての取付けとなりました。
同じ日に第一話目のリシェント玄関引戸工事も行なっていましたが、双方共に1dayリフォーム で Finish です。
玄関・勝手口・窓三箇所の工事も一週間で終わり、IH付のキッチン・一新された外観 と、お客様の当初のご要望に沿う形での完工を迎える事が出来ました。
締まった色の外壁にマッチした玄関引戸の柿渋調、オータムブラウン色の窓、アクセントとなるホワイト色の勝手口ドア 既に建物に溶け込んでいました。
日々工事の進捗状況を確認されながら終わった改修工事は、お客様アンケートの 大変満足 という賛辞のご回答を頂いての終了です。
昨年に続いて今年も大変お世話になりました。ご参加頂いた気持ちeキャンペーンでは、QUOカードではなくご希望の製品当選となるよう祈りつつ、今回のご案内を終えさせて頂きます。
ではまた、どちらかのお宅のご案内でお会いしましょう。