という訳で、前回リシェント勝手口ドアの事例をご紹介したお宅で、今回はインプラス取付の様子をご案内します。
前回の事例の中でもご紹介した通り、こちらのお客様は御相談される前に予習をされていて、今回のインプラスについても、事前に調べられていました。
ご相談時における、お客様の弊社に対するスタンスは様々で、ご高齢の方の中には、 ”あんたんとこの担当者に全て任せてるから” と、全幅の信頼を寄せられているケースもあり、嬉しい反面重責を背負うことにもなります。機能的な点や売れ筋などについては、迷うことなくご案内出来るのですが、デザインや色など個人の好みに関するたぐいは、後に後悔されない様にアドバイスの域に留めております。
戸建住宅においては一般的に住宅用サッシが使われています。サッシを建物=躯体に取付ける際は、サッシ枠から突き出している ツバ と呼ばれる面を躯体に当てて固定します。サッシ枠の見込方向におけるツバの位置が室内側に寄っているものを ”外付” 室外側に寄っているものを ”内付” その間のものを ”半外付” と、ツバの位置によって種類が分かれます。外付の場合は躯体の外にはみ出る部分が大きくなり、躯体に乗っている部分が小さくなる為、躯体の残りの見込寸法は大きくなります。内付の場合は逆で躯体の残りの見込寸法が小さくなる=内窓が乗る部分が小さくなります。
インプラスの場合、引違窓で最低でも見込寸法が70mmないと取付ける事が出来ません。
何だ⤵ウチの窓には付けられないじゃん! なんて 夢をあきらめないで タイトルにもある様に、インプラスは見捨てたりしませんヨ。オプションのふかし枠が足りない見込寸法を補ってくれます。ふかし枠のサイズも20・40・50・70mmと豊富で、貴方の内窓付けたい夢をサポートしてくれます。
今回のお宅では、内窓設置予定の四窓全て見込寸法が不足していた為、ふかし枠の70mmを有難く使わせて頂きました。
トイレの二窓にはふかし枠下部補強部材を使用し、広縁のテラス二窓には掃出しアタッチメントを取付けました。
これまでにもふかし枠を使用して内窓を取付けた事はあったのですが、一番大きい70mmを使うのは初めてだったので、少し不安もあったのですが、取り越し苦労でした。前回残した宿題のリシェント勝手口ドア床段差緩和対応も終えて、こちらのお宅での工事は終了となりました。
インプラス取付け後に付けられるカーテンレールの取付下地のご依頼も伺っていたので、同時に済ませております・
インプラス設置前の外窓の色も引き締まった感じで良かったのですが、今回選ばれたライトウッドカラーがお部屋を明るく温かく包んでくれていました。断熱効果バツグンなので、暖かさも増しますヨ。
それから、こちらのお宅ではお庭に目をとられてしまい、なかなか事例製作が進みませんでした。特に、今月から週3本アップを目標としていて、寝ても覚めても製作中の事例が頭から離れず苦戦しております。
それではまた どちらかのお宅の事例でお会いしましょう!