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古き良き昭和のシャッター

今回は長年使ってこられた車庫のシャッターを取替える際のお話です。


こちらは長年母屋に従い、お施主様の大切な愛車を守り続けてきた車庫で、一目見ただけで古き良き時代 昭和 の臭いが香り立ってきます。
既にウン十年の長きにわたり、苦楽を共に過ごしてこられただけに、修理で済むのであればという思いも頷けます。
しかし、御覧になられたらお判りいただける様にスラットが消耗しきっていて、身を粉にして主君に使え続けている今日です。最近ではお施主様も開閉時の重さに苦痛を感じるようになり、今回のお問合せとなったそうです。

早速お宅にお邪魔して、対象の車庫を拝見させて頂きました。確かにシャッターの動きは重く、これでは車でのお出かけもおっくうになりそうな位です。特にお施主様は既に70代になられていて、この開閉に伴なう動作は苦痛以外の何物でもありません。いつ替える?今でしょ!案件です。
シャッターは建てられてからず~っと働き詰めだったのは誰の目にも明らかですが、外壁のリブ波トタンはそう色褪せした風でもなく、とてもン十年経ったとは思えません。恐らく張り替えてからそう長くは経っていないでしょう。
であれば、この際シャッターもということで、御見積を提出した後に取替える事になりました。今までご苦労様でした。

シャッターは、現地採寸後正式に発注をかけてから納期が必要になります。今回も、待つこと約20日、ようやく真新しいシャッターのお出ましです。廻りが落ち着きのある木目調なので、スッキリとしたアイボリーホワイトとのマッチングは絶妙です。何か、一見新しいガレージを建てたようにさえ見えます。
そして、何と言っても開閉時の軽さ、今まで岩でも抱えていたのでは...と思うくらいにスルスルとスムーズに動きます。早く思い立てば良かった御施主様は少し後悔されたようでしたが、この先充分にその恩恵に授かることが出来るのですかそう嘆かれる事も無いでしょう。
二代目シャッターもまた、長きにわたりご愛用頂けると幸いです。
どうか、可愛がってあげて下さい。