今回は弊社社員の実家で玄関ドアの取替を行 なった際のお話です。
弊社不動産部門の不動の四番である社員の実家で、新築したのが大学在学中、気付けばもう27~8年の年月が過ぎていました。住宅の顔ともいうべき玄関は、開閉に支障こそきたしていないものの、レバーハンドルの固定が長くもたず、最近ではすぐにグラつくようになっていました。
「使えるからいいや~」と思いつつ、チョット待て、今、住宅の省エネで補助金が貰えるチャンスと思い直し、開口部の断熱改修工事として、内窓の設置と共に玄関ドアの取替工事を行ない、工事着手したことがわかる写真をゲットして、こどもエコの補助金が枯渇する前に、予約申請を行なう事にしました。
善は急げ という訳で、出来るだけ速やかに発注をかけて、可能な限り早く製品を入手し、直ちに工事を行ない、即、予約申請を というタイトなスケジュールで予断を許さない工程です。製品としては施工性を重視して、ノータイムでカバー工法のリシェントをお勧めし、甘受して頂けました。現状の玄関は片袖飾りランマ付のドアで、採光となるガラスの面積が大きく日中の玄関内部は比較的に明るかったそうです。
住まい始めた当初は、家族全員が若く躰への不安も一切なかったことから、片開きドアに何の不満も感じませんでした。
しかし、四捨五入すればもう三十年、弊社社員も五十路手前、当然ご両親も相応の齢を重ねられ、高齢となられていました。先々の車椅子対応等も視野に入れ、今回は親子ドアを選択されました。
また、ランマ無しにして軒天までドアがズドンッの方が解放感が得られるのでランマは無くし、採光面積が減った分の玄関内の照度は、照明器具で補うことになりました。
デザインは、本体に2本・子扉に1本の採光部が扉の足元から天辺まで貫きシュッとした感じ これを身も心も引き締まるクリエダーク色が更に引き立たせています。
文字通り生まれ変わった玄関は、昨日迄のそれとは異なり、何となくよそのお宅にお邪魔していている様な感すら覚えてしまいました。
工事前に施工性が抜群で一日で終わると聞いてはいましたが、出社する前と帰宅した後では別世界の玄関となっていました。
今回、補助金に後押しされて思い立たなければ変わることが無かったであろう玄関。良い機会に勧めて貰えて本当に良かった、と、家族みんなで満足して頂けました。
いえいえ、喜ぶのは未だ少し早過ぎでしょう。九月の内窓設置工事後は、断熱効果を肌で実感し、さらなる感動が押し寄せるでしょう。
その詳細はまた九月に御案内します。