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竿とかけまして 冷房とときます その心は 下げ過ぎると落ちます 柳川亭 三四吾郎

何気なく使っていた竿掛け、たかが竿掛けされど 竿掛け、てな訳で今回のお題は竿掛けです。

今まではちゃちゃっとロープを吊るして竿を通しただけの簡易的な物干し場でしたが、考えてみると潜むリスクは山ほどあります。強風で煽られてしまうと、せっかくキレイに洗った洗濯物が落ちて台無しに⤵ 悪くすればロープが切れて竿が飛散落下し、エアコンの室外機を壊したり、掃出しの硝子が割れてケガしてしまう何てことも...
安全協議会を開き、リスクアセスメントした結果
安全第一で竿掛けを取替える事にしました。

製品の選定については大きく分けて二つあります。
一つ目は取付け位置です。カーテンレールやブラインドと同じで、天井付けと壁付けがあります。今回は出来るだけ天日の恩恵を授かりたいので天井付けを選択し天候不順な日も考慮して鼻先に少し離隔を取りました。
天井付けの場合、製品の長さも重要なファクトとなります。邪魔になるからと短い物を選ぶと使い難くなってしまうので、使い勝手を考慮し目線くらいの製品を選ぶのが良い、 とは弊社エクステリアの達人からのアドバイスです。
もう一つは機能面です。壁付けの場合は邪魔にならないように折り畳めるタイプがありますが天井付けの場合は、要不要に応じて着脱できるタイプがあり、今回は後者の製品となります。

いよいよ取付けとなりますが、厄介な事に「釘」や「ビス」などを見せない形で天井が施工されていた為、下地の位置が目視で確認出来なかったので、下地を探すのに相応の時間を割くことになりました。
下地の位置が判明すると、後は間口・出幅方向の位置を決定しビスを二本ずつ打って取付け完了。
高さの微調整を済ませたら、安全且つ意匠的にも申し分のない竿掛けの出来上がりです。
これで、安心して洗濯物が干せるとお施主様も大変喜ばれていました。
但し、製品ごとに標準許容荷重が決められていますので、下げ過ぎにはくれぐれもご注意下さい。