弊社グリーンオフィス新築時に設置した可動式日除け彩風ですが、気付けば設置から三年以上放置状態を続けてしまい、よく見てみると自慢のキャンバスの鼻先付近の汚れが酷いことになっていました。
8,190W×2,000D の威風堂々とした風貌のキャンバスも、この汚れでは威厳が委縮してしまいミジンコ状態です。
早速お手入れ方法をググってみると、典型的なお手入れ方法が記載されていました。洗剤を使う場合は中性洗剤とし、清掃後拭き上げが必要となります。仕事納めの日で他にもやることは山積み。”指紋がなくなるまで水拭きしよう!”そう心に誓いバケツ・雑巾・脚立の三種の神器を携えて、にっくき汚れに立ち向かいました。
キャンバスは9スパンに分かれていて1スパンの中央付近に脚立を据えると、丁度1スパン分の範囲を清掃できます。脚立の出幅方向の据付位置は、近過ぎるとかえって危ないので、鼻先から少し離隔をとります。
これで脚立の設置すべき位置は決まりました。
次はいよいよ千本ノックスタートです。バケツに水を張り、雑巾をつけて軽く絞り、脚立を上がってキャンバスの汚れと対峙します。
最初は力任せに始めたのですが、やっている内に何となくコツがつかめてきました。雑巾で拭き上げる際に、雑巾の同じ位置で拭いてしまうとかえって汚れを拡げてしまうことになるので、一度に拭く範囲を狭めて、汚れていない部分の雑巾で拭けるように、使う雑巾の位置をこまめにズラしました。レスポンスに応じて動きを変える 私のポリシーです。
ちゃっちゃという訳にはいきませんでしたが根気強く拭いていると、汚れは面白いほど落ちていきました。
誰の日頃の善行のお陰か、日が差して風も殆どなく、拭き上げたそばからキャンバスは乾いていき、一時間強で無事拭き上げ終了です。
5スパン目辺りからは、右手人差し指の爪先に軽い痛みを感じるようになりましたが、周囲を見渡しても当然余剰人員などいるはずもなく、今は流行らないスポ根を頼りにゴールを目指し途棄することなく何とか任務遂行です。
色褪せは補えませんが、三年強の垢を落としてサッパリした彩風 天日が映えていました。
お近くにお越しの際は是非一度お立ち寄り頂きその雄姿をご一望下さい。