玄関引戸の調子が悪いから見に来て欲しいとの連絡が入り、在宅時間を確認の上、お住まいを訪れました。
先ずは声掛けをして玄関先でお客様とご対面。
こちらのお宅は以前キッチンの取替でお世話になっていたので、前置き抜きで引戸の症状を伺いました。開閉の際に戸が外れるとのことで、見せて頂くとレールが曲がっていて、湾曲部で戸車が脱輪していました。
本体が未だ新しいのであれば別ですが、相応の年数を経ている様で、調整範囲を超えて枠と障子の隙間がなくなりません。硝子もむき出しで防犯・防災面からも本体取替の提案がベストと判断しました。
お客様に詳しくご説明した上で、取替に際してのご意向を確認し、日を改めて見積書をお持ちして提案させて頂きました。
今まで相当不便だと感じていらしたご様子で、見積内容をご説明させて頂き、この度の工事へと至りました。
製品は最近ほとんどの玄関取替工事でご採用して頂く、カバー工法のリシェントです。
取替える前のサッシにはランマが付いていましたが、障子が思いっきり背伸び出来る様にランマ無しを採用。こちらの方が意匠的にも解放感が得られます。
工事の後に眺めてみると、デザイン・色共にお住まいに溶け込んでいて、ず~っと前からこのお宅を見続けてきたかの様な安定感ある玄関に生まれ変わっていました。
工事後に、再び玄関先でお客様とお話しさせて頂いたのですが、視線が常に新しい引戸に向いているのをとても嬉しく感じました。
これから先、何十年という単位でこのお住まいを守り続けてくれるのでしょう。
宜しくお願いします。
それではまた、別の工事でお会いしましょう。