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敷地の中心で 車庫を建てる bi(バイ) ブロック積んで ガレージ建てて フェンスで囲う tri(トリ)

ガレージが座ったことで何となくビシッと締まった風景に様変わりした敷地、先ずはコンクリート打設準備に入ります。と言うもののガレージ製品入荷迄の間に仕込みは済ませてあったので、再度締固めを行ないワイヤーメッシュを敷設します。
サイコロ(スペーサー)は足元の危険につながるので、打つ直前に敷き込みます。
ちなみに今回のタイトル tri(トリ)はよく耳にする接頭語で、トリプル・トライアスロン・トリケラトプスといくらでも出ます。サブタイトルbi(バイ)も bicycle・bilingual などありますネ!
おっと、今回は寄り道しない良い子でした。

待ちに待ったコンクリート打設です。打設場所へのコンクリート搬入方法は、打設場所周囲の状況や規模・工期などによって決定されます。
今回は一輪車で運搬・ひっくり返して拡げながら均していく の繰り返しで、最低二人での共同作業となり、これまた規模や工期・そして何と言っても季節によって左右されます。真夏のコンクリートは容赦なく乾いていきます。作業の進捗状況に合わせて手加減などしてくれません。打Con日にはコンクリートが現場を支配すると云っても過言ではありません。

ガレージの場合、屋根・壁で覆われているので内部の勾配は緩めにとります。逆に一歩外に出た進入口は雨ざらしとなるので、勾配を少しきつくします。勾配だけでなく雨水の侵入防止の為、シャッターの座板の奥または手前で段差を付けます。この段差部分はタイヤの格好の餌食となるので、欠けたりするのを防ぐ為にLアングルを入れたりもします。今回は段差を10mm程度に抑えて大き目に面を取り段差部分を保護しています。
ガレージ内外の打Conは段差部分の精度を保つ為、二回に分けて打ちました。二度打ちすると打継部に開きが生じるケースが多いので、少しでも一体化に近付く様に、内部先行打設の際に差し筋を施しておきました。これで完全に一体化するという訳ではないのですが、開き方が緩和され、大き目に面取りして見た目も緩和されます。

二度の打つConと養生期間を経て、エクステリア製品の達人に再びタスキが手渡されました。組立の際はバタバタなので、打ち忘れや締め忘れ・汚れの付着やあってはならないキズなど無いか、目を皿のようにしてチェックしていきます。
オプションの引違いサッシと片引戸の調整を行ないます。そして、主役のシャッターの調整です。
コンクリート仕上げ面にシャッターの座板が合う様に調整を済ませると、マダム達人の出番です。
達人の唯一の弱点は、アナログから抜け出せない為か、リモコンの設定などはマダム達人の神の手に委ねられます。今回も電動シャッター設置を希望されたので、さっそうと現れ設定を瞬殺で済ませてしまい、ドヤ顔で颯爽と立ち去りました。

一通りの作業を終えると、もう一回確認作業を行ないます。連日、工事予定でカレンダーに空きが無い達人、不具合でお客様にご迷惑をお掛けしない様に、最後まで手を抜く事のない工事でした。
さて、次は何の工事案内となるか、お楽しみに!