記事一覧

恋とコーヒーと工事 欠かせないのは手間と暇 その参

三回目にご紹介するのは、工事初日に施工を済ませていた玄関引戸の取替工事です。
そもそもこの玄関引戸の取替は、台風対策として検討されたそうです。サッシ取替の際によく耳にするお話ですが今回も違わず、これまでは台風襲来の度にご主人自ら養生されていたそうですが、寄る年波には勝てず、心配しなくて済むような取替えを望まれていました。
そこで、現在主流となっているカバー工法の、リシェント玄関引戸を提案し、ご採用頂き工事に着手しました。

前回ご紹介した広縁の雨戸サッシと同じく既設はランマ付の障子でした。こちらもランマが付いているせいで、折角のメインの引戸が息苦しそうに見えます。
” この際ぶち抜いて、縦方向の重厚感と解放感を手に入れましょう ”と、ランマ無しをお勧めしました。

障子のデザインは格子幅が少し太めの板子格子色は”シック”さが漂い落ち着きを感じる柿渋調更なる安心感を追求してガラスは防犯合せ複層とし、まさに三本の矢で台風を迎え撃つ準備は整います。
ここで登場するのが前回ご紹介した我らが頼れるヒーロー”大工さん”で、実を云うと初日からお施主様のお眼鏡にかなっていたのでした。

施工性に富んだ製品と、大工さんのゴッドハンドにかかれば、少し疲れが見え始めていた玄関もアッという間、一日で別人28号です。
見るからに頑丈でどっしりとしたたたずまい、これで台風情報にびくつくこともなくなると、安堵感一杯一杯テンコ盛りのお施主様でした。
今回の工事において、お施主様からの厚い信頼を得る事ができ、営業や業務など工事に携わった全ての者が、達成感でお腹いっぱいにさせて頂きました。
大変お世話になりました。