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さらば苦痛厳寒引戸 過去のサッシたち

新築時には何も支障が無かったサッシですが、永く使っていると、不具合が生じてしまうのも無理からぬ事です。窓のクレセントや出入口のカギの問合せは、枚挙にいとまがありません。部品が既に現存しないこともありますし、建ちが狂い、部品に留めず本体そのものを交換すべきケースもあります。
お客様にも事情がおありなので、毎回甘受して頂ける訳ではありませんが、今後被るであろう予見を、時間をかけてお伝えする責務は、全うする様に心掛けています。

今回は、玄関のカギの調子が悪いというお問合せを頂き訪問日時を調整後、お宅に伺いました。先ずは玄関引戸本体の動き、建ち・陸、錠前の動作を確認し、お客様から事情を伺いました。このお宅を建立された大工さんは高齢の為代替わりされたとのことで、その後は問合せに対するレスポンスが悪くなったので、不信感を募らせていらした様です。弊社から納めさせて頂きお世話になったお客様の製品については、真摯な対応をとる様にと社内で厳しく指導されています。
お問合せを頂いた後は出来るだけ速やかに現地を訪れ、事象を確認した上で、プロの立場で総合的判断のもと、とるべき対応を説明させ頂いています。

今回は、年数が経っている点、防犯性向上及び台風対策の観点から本体取替えをお勧めすべきと判断しました。
御提案した製品はリシェント玄関引戸で、外壁をイジることなく現在のサッシ枠に被せるカバー工法の為、一日で取付け可能で、切った張ったしないので、養生も簡易で済み、日をまたがないので仮塞ぎ等の作業も不要となります。
最近この製品を御採用頂くお宅が増えており、月に十本程度の工事が予定表に組み込まれています。
永らく使用されてこられた愛着ある物だけに、部品取替に留めるべきか、将来を予見し取替を勧めるべきか、プロとしての資質を常に問われています。

”今回は防犯性・耐風圧の更なる向上を見込み、合せ硝子を採用して頂きました。
意匠性も豪華になった点、製品提案時や工事前後の丁寧な説明に対して、お客様にとてもご満足頂けました。

”今の玄関はチョット”とお感じなら、是非弊社までお問合せ下さい。熟練のスタッフが懇切丁寧に対応させて頂きます。