昔はあちこちで見かけたのですが製品のヴァリエーションが徐々に減り、選択肢が少なくなったことからか、最近はあまり出なくなりました。
部屋が明るく・広く感じられ、カウンターテーブルは十分な採光が見込めるので、植物育成には持って来い、張り出し部分が50cm未満であれば建基法上の床面積にも非算入などのメリットがあります。
他方、風向によっては風切り音が生じることもあるので、寝室等への設置には注意が必要で、夏季に熱気・冬季に冷気がこもる事により、部屋内と出窓との間に温度差が生じ結露が発生し易くなる為、北側への設置は避けるべき等のデメリットも存在します。
今回はそんな出窓の工場内組立風景をご紹介します。
先ずは作業スペースを確保し、作業台の準備を済ませたら養生です。
”養生に始まり、掃除に終わる”・”養生一秒疵一生”
と言っても過言ではない位重要な工程で、怠ると製品取り直しという手痛いしっぺ返しが待ち構えています。
次に、組立説明書を見て組立順序を確認しながらパーツを並べ過不足が無いことを確認します。
ここで幼少期の”小指ならぬプラモの思い出”がリフレイン。
念願のプラモデル入手後、喜び勇んで帰宅、あせる気持ちを自制出来ず、説明書未読・部品未確認のまま組立開始という模範的な怠慢所業の結果、未完のまま捨てざるを得なくなったプラモを見つめて何度枕を濡らしたことか。
そんな思いをしなくて済むように、定められた作業手順は遵守しましょう!
組立て自体は同梱の組立説明書に沿って作業を進めればそれ程難易度の高いものではありません。側面枠と正面上枠・下枠を順次組立て、方立キャップ・下地補強材を取付けたら工場内プレ作業は終了です。
出窓設置により、壁から飛び出るような、外観も目立つ造りとなります。また、室内側の窓の手前のスペースは工夫次第で様々な使い方が可能です。
いいじゃん 出窓!