10月20日(火)
通路では、レミコン車で颯爽とリングに入場した生コンが、左官さんをロープに詰め寄り闘いを挑んでいます。
上の写真は暴れ狂う生コンを冷静に、そしてあざ笑うかのように見つめながら、一つ軽いステップを踏んでいなしている、そんなハリウッド全盛期のミュージカル映画の1シーンのようなベストショットです。
この日は一目でわかるように、一輪車を使っての打コンで、手前に見えるのは乗り入れの際に用いた道板です。
イヤァ~ それにしても Good Job!
コンクリートは、レミコン車から吐出されると、間配りされながら場所に応じて様々な道具で広げ・均されていきます。
一枚目のゴンドハンドが手にしている”とんぼ”もその一つです。
打設日は引き揚げるまでの間、何度も愛情を注ぎ続けるのですが、その合間を縫って大事な道具を綺麗に洗い、手入れをしています。
写真下にはホースが写っていますが、闘い終えた道具たちの労をねぎらいながら、手入れに余念のない左官さんの一コマです。
良い職人さんは道具を大切にします。