10月3日(土)
テラス・デッキエリアは、昨日午前中の束・大曳=構造材だけの殺風景の塊から一転、床板と幕板が施工され、また一歩完成に近付きました。
簡単そうに見えますが、通路の屋根同様こちらも障害物がハンパなく、テラスの柱・樋がデッキに食い込んでいるので、周りの補強や取合の処理が必要で、出幅も3パターンあるので各出幅毎に床板の組み合わせが異なり、床板の種類も増えるので難度も増します。
”施工面積が広い=作業がはかどる”という方程式が常に成立するとは限りませんが、”職人さん=尊敬に値する”という法則は揺るぎもしません。
一昨日から施工中だった住居北面から東面にかけての砂利敷きゾーンは、間配りと均しを繰り返した後、敷き込みが終えて散水しています。
職人さんの背中からは、ようやくこのゾーンの終わりが見えてきて”ホッと一息”といった安堵のようなものが伺えます。
砂利を積んだトラックが乗入れ出来るのは下の写真左側に見切れているテラスの手前までで、青砂利ゾーンが始まるレンガまで少なく見積もっても10m以上あります。そこから更に住居東面を通り北面への距離となるともはや天文学的な数字です。
ローマの砂利も一歩からです。