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お施主様と職人さんと一緒に築いたプラン22

9月22日(火)
週明けの工事は、住居の勝手口とガレージ・カーポートをつなぐ屋根工事です。
これまで住まわれていた住居は一階がガレージだったので、雨に濡れることなく住居へとつながっていました。
今回のプランで一番頭を痛めたのがこの屋根工事です。
本来はテラス同様躯体付けではなく独立させたかったのですが、雨水・汚水配管工事が施工済みで、配管と柱の
位置がバッティングしない独立の製品が存在しませんでした。
独立を諦めて躯体付けの製品を選択したのですが、雨樋やベントキャップに平屋部分の屋根など、嫌がらせの如く障害物で一杯でした。
それでも、泣き言を発することなく黙々と障害物をくぐり抜けてしまう職人さんはスゴいとしか表現出来ません。

テラス・デッキエリア隣接の砂利敷きゾーンでは、水栓柱移設に伴う給排水配管工事です。
テラス・デッキエリアの位置や寸法は図面に記載していたのですが、建築工事でデッキ近くに先行設置した水栓柱の位置を変更したいという御意向より、デッキから少し離れたブロック側に移設することになりました。
また、長靴など少し大きな物を洗えるように洗い場を設けてほしいと伺い、左官さんに洗い場を設けて貰うことになりました。
本当に現場って生き物で、完成に近づくとよりイメージが具体化していき、
”あーしたい、こー出来ないか?”
といった生の声を多数頂戴します。
全てを御要望通りにという訳にはいきませんが、工事に支障が無いよう配慮しながら、お施主様と共にどうするかの答えが出せるように微力ながら努めています。